2005年09月13日
PNAS 9/13
Orthogonal arrangement of rhythm-generating microcircuits in the hippocampus
Tengis Gloveli, Tamar Dugladze, Horacio G. Rotstein, Roger D. Traub, Hannah Monyer, Uwe Heinemann, Miles A. Whittington, and Nancy J. Kopell (Contributed by Kopell)
海馬スライスの電気生理。3次元的な構造をもつ海馬を、いろいろな面でスライスにして、カイニン酸をかけたときのgamma/thetaの発生・同期がどう異なるかを評価。Networkの方向性に注目した論文。スライスの作り方は以下の3種類;
・transvers(Ventralの海馬をholizontalに切った平面。いちばん一般的な平面)
・longitudinal(Ventralの海馬をsagittalに切った平面)
・coronal(Ventralの海馬をcoronalに切った平面)
transversスライスでは、gammaは発生するが、thetaは発生しない、longitudinalスライスでは、thetaは発生するが、gammaは発生しない。coronalスライスでは、両方発生する、という結果。組織染色もやっていて、O-LM cellの投射方向の違いなどに注目してdiscussionしています。
投稿者 sfujisawa : 2005年09月13日 19:59
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