2006年06月02日

ペトルーシュカ

昨日のはなし。朝、ラジオを聞き流していたら、その日の夜 American Ballet Theatre (ABT) がストラヴィンスキーの「ペトルーシュカ」のバレエをやる、というコマーシャルが流れていた。ペトルーシュカは大好きな曲なので、さっそくネットで確認してみると、最前列の席がまだ売れ残ってたので、ついついそのままネットでチケットを予約してしまう。

それで、その夜、リンカーンセンターへ。オール・ストラヴィンスキー・プログラムで、ペトルーシュカのほか、Apollo と Jeu de Cartes (A Poker Game) など。「ペトルーシュカ」は、老魔術師に魂を吹き込まれた3つの人形たち(ペトリューシュカ、バレリーナ、ムーア人)の三角関係、というかペトルーシュカが一方的に虐げられるお話。ストラヴィンスキーの曲自体がすばらしい上に、踊りもなかなか面白い。ペトルーシュカやバレリーナ人形のカコカコした機械的な踊りもすごいうまかった。バレエを見るの自体、昨日が初めてだったのだが、かなり楽しめた。最前列だからよく見えたし。というか、ぼくけっこうバレエ好きかも。なんか流麗でダイナミカルで美しい。バレエ、いいわ。また来よう。

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2006年05月30日

ブログの効用

高校の時の同級生が、僕のブログを偶然見つけてメールをくれた。彼とは卒業以来会っていなかったのだけど、彼もどうやら神経科学の研究をやっているらしく、今年のコロンビア大学に留学するとのこと。コロンビア大は僕がいま住んでる所ととても近く、そういうわけで連絡をくれた。こういうのって、なんかうれしい。うーん、それにしてもコロンビア大とはすばらしい。。

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2006年05月19日

パルジファル

きのうの晩はメトにオペラを見に行ってきた。演題はワーグナーのパルジファル。かなり宗教色がつよいオペラだけど、実際聴いてみるとおごそかな気分になれてなかなか良かった。なんかにわかに信仰したい気分になる。こういうのけっこう好きかも。パルジファルでは聖杯にまつわる話を扱っているのだが、僕はこのまえダヴィンチコードを読んだばかりだったので、僕的にはちょうどタイムリーなネタで良かった。歌もすばらしく、特にクンドリー役の Meier が素晴らしくて感動。いいなー、マイアー。。Otto Schenk の演出もなかなか渋くて Good でした。

それにしても、ワーグナーの曲って、おんなじモチーフが何回も何回も繰り返されるから曲が頭にこびりついて中毒的になる。。

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2006年05月10日

Visits

このブログを開設して約1年になりますが、累計で 50,000 visit になりました。内容がかなりマニアックなのにもかかわらず見に来ていただいてどうもありがとうございます。下のグラフは1日あたりの visit 数の推移です。最近はだいたい 300 visits/day ぐらいです。

そもそもこのブログをはじめたきっかけというのは、まだ東京で博士学生をしていたころ、「ガヤ日記」や「pooneil脳科学論文コメント日記」などの研究関連ブログに影響をうけたことですね。とくに留学生活に関しては「ガヤ日記」がかなり面白くて、研究留学の雰囲気がリアルタイムで伝わってきてすごい良かったし、参考になったわけです。また、論文コメントのほうは「pooneil脳科学論文コメント日記」は当時の僕にはかなりに勉強になって、たとえば Clayton の Episodic-like memory の話や small world の話などはこのサイトで初めて知ったというかんじです。

そういうわけで、自分もこれらのサイトをモデルに留学生活の記録と読んだ論文の記録をブログにしてみよう、と試みたわけです。それで、sakura net でサーバーレンタルして Movable Type をインストールして、立ち上げました。(べつにそこまでまねしなくてもよかったわけですが。)

実際に自分で始めてみると、毎日日記を書くのはマメではない僕にとってはかなり大変で、すぐに3~4日に1回、というかんじにペースダウンしてしまいました。しかも生活のほうはネタ切れのために、最近はほとんど論文のはなしになってしまいました。ただ、人に読んでもらうことを前提に論文の要旨をまとめる、というのはかなり自分の勉強になって良いです。しかも僕は読んだ論文の細かい内容をすぐに忘れてしまうタチなので、防備録としても役に立ちます。これはオススメです。

まあそういうわけですが、今後も細々とでもできるだけ長く続けようとは思っているので、よろしくお願いいたします。

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2006年04月28日

thesis defence

今日はアントンの thesis defence(学位審査)の発表。アントンはいまいるメンバーの中では最も古くからブザキ研にいて、多くの研究に関わってきているだけに、発表の内容はかなり濃かった。

ところで、こちらの thethis defence は、発表時間は1時間と、時間をかけておこなう。しかも、今日の発表者はアントンだけ。そういえば、僕の博士発表の時は、持ち時間はたったの 20 分だった。学部の博士候補生の全員が一堂に会し、次々に捌かれていく感じ。こちらでは、博士をひとり作るのに、大学がそれなりにお金(こっちの学生はそれなりの給料がもらえる)と時間のコストをかけて、オーダーメイド的に育てている、というスタンスが良く伝わってくる。

たとえ性能が同じでも、大量生産品とオーダーメイド品では、値段は違う。それでもオーダーメイド品が売れるのは、人の手がかけられているということ自体に、ぬくもりや安心感を感じるからである。

アメリカと日本で、社会における PhD の重みが違うのも、買い手が、そういった、人の手垢という付加価値を重要視しているからかもしれない。

充実したアントンの defence を聴きながら、そんなことをつらつらと。

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2006年04月23日

カーネギー

日曜もカーネギーホールへ。このまえ、クラシック好きのカムランと話したとき、大学の ID カードがあればチケットオフィスで学生券が購入できる、という裏技を教えてくれたので、今日試してみる。普通に買うと $40 以上するチケットが、学生券では $10 均一。すごいいいじゃん、これ。さて、今日の演奏は、MET 室内合奏団で、プーランクなど。プーランクはけっこう好き。とくに声楽曲。短くて軽妙なんだけど、ふっと心にひっかかってきて、ついつい何度も聴きたくなってしまう。なんか不思議な感覚。今日のプーランクは「ピアノ・オーボエ・バソンのための三重奏曲」。これはのだめに出てきてたやつだが、これもなかなか素敵な曲。今日の演奏は、ちょっとピアノがかたかったけど、でもなかなかでした。

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2006年04月22日

コンサート

昨日の夜はカーネギーホールへ。フィラデルフィア響&Eschenbach のコンサートで、曲目はベートーベンの8番とマーラーの「大地の歌」(テノール Groves、バリトン Hampson)。僕はマーラーが大好きで、その中でも大地の歌は最も好きな曲。とくに第6楽章、情景が目に浮かぶかのような曲の美しさ、歌声によって表現される心の渇きと湿り、何回聴いても感動する。さて、今回フィラデルフィア響もエッシェンバッハも初めて聴いたのだが、けっこう僕の好みの演奏。ベト8も大地の歌も申し分なかった。Hampson の艶のある声も最高。ただ、バルコニーの安い席で聴いたので、声がかなり遠かったのが残念。やはり歌ものに限っては高くても一階席で聴かなきゃいかんな。。

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2006年04月06日

ボスの居場所

そういえば昨日今日ギューリーいないなー、と思ってたら、Ryohei さんの日記に登場してた。なるほど、いま Duke にいるのか。。

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2006年03月31日

引越し完了

今日、残っていた荷物をすべて運んで、いままでの部屋の掃除。あと、郵便局(USPS)で転送依頼や、ガス・電気の停止や、電話線の変更依頼など細々した作業。昼頃に全部終わって、鍵を前の部屋の大家さんに返す。これで一段落。


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いままでの部屋。

投稿者 sfujisawa : 19:36 | コメント (0)

2006年03月28日

スピード違反

さっき、Newark の Broomfield 通りを車で走ってたら、パトカーに後ろにつけられて、サイレンを鳴らされた。路肩に停まって窓を開けると、ポリスさんがやってきた。「あんた、スピード出し過ぎじゃよ。免許書と保険登録書出して!」オドオドとそれらを渡すと、ひとしきりそれらをチェックした後、おもむろに黄色いチケットを渡された。げぇーっ。。

チケットを読んでみると、どうやら僕は制限速度25マイル(約40キロ)の道で40マイル(約60キロ)出してたらしい。Broomfield 通りはそこそこ大きい道だから、40マイル出しててもぜんぜんスピード出し過ぎてる自覚がなかったよ。。やれやれ。

さて、罰金はオンラインで払えるらしいのだが、さすがにさっき捕まったばかりだからチケット番号がまだ登録されてないみたい。だからまだ罰金がいくらなのか分からない。

投稿者 sfujisawa : 23:29 | コメント (4)

2006年03月27日

引越し

週末は部屋の片付け、荷物運びなど。新しく借りる部屋の契約は4月からなのだが、荷物の3月中の搬入を大家さんが許可してくれたので、ぼちぼちと荷物の移動を始める。大きな家具等は持っていないので、自分の車で数往復して荷物を運び込む。それにしても、本ってなんであんなに重いんだろう。段ボール(中)に詰め込んだものが重くて重くて、ほんの数メートル運んだだけでゼーゼー息切れをしてしまう。

週末だけでは完全には終わらんかったが、まああと数日あるからなんとかなるだろう。

なんにせよ引越しは大変ではあるが、一年前の「日本→アメリカ」の引越に比べればぜんぜん楽かな。あのときは、かたづけが終わらんで泣きそうになりながら徹夜で荷造りして、渡米出発日の朝になんとかクロネコヤマトに引き取ってもらって、そのままスーツケース抱えて成田へ、というキツイ日程だった。でもそのときは引越の疲れはあまり感じなくて、もしろ緊張と不安のほうで頭がいっぱいだった。人生であのときほど精神的にいっぱいいっぱいだったことはなかったかもしれん。

まあそんなことを思い出したりしながら。

投稿者 sfujisawa : 23:33 | コメント (0)

2006年03月10日

部屋

いま借りている部屋は、一戸建てである。1階は法律事務所が入っていて、2階を僕が借りている。去年の5月から借り始めているのでそろそろ一年契約更新の時期である。この部屋は、家賃はやや高いものの、場所的にいい場所だし、そもそも引越などはめんどくさいので、僕はそのまま更新するつもりでいた。

ところが、大家さんの側が、できれば更新したくない、と連絡してきた。えっ、まじで。。どうやら、1階の法律事務所が2階も借りたくなったらしく、大家さんもまとめて貸したくなったみたい。

やれ、困った。。更新できないとなると、どっか別のところを見つけて移らないといけない。移りたくないッ、と大家にダダをこねるのもありなのかもしれないが、まあさすがにそこまですることもないか。なんせ相手は法律事務所だし。。

というわけで、部屋探しをはじめる。部屋を探すには2種類の方法があって、自分で探す方法と不動産屋に仲介してもらう方法である。自分で探す場合は、広告等で不動産を探して、自分で大家と交渉するらしい。年収審査などもあり、けっこう手間と時間がかかる。だいたい1ヶ月ぐらいとか。それはそれでいろいろ勉強になっていいとは思うのだが、研究の時間が削られるのが億劫なので、今回も、前回とおなじM不動産に仲介してもらうことにする。

それで、今日、不動産屋に行って一軒紹介してもらった。こんども一戸建ての家の1階の一部。2階に大家さんが住んでるらしい。今の家から車で3分ぐらいのところ。家具付きの部屋。今住んでる部屋も家具付きの部屋で、大きな家具はべつに持ってないので、引越自体は自分の車で何回か往復すればなんとかなりそう。というわけで、この部屋に決めてきた。

まあそれでも住所変更や電話線の変更などいろいろめんどくさそうではあるが、まあ仕方ないね。

投稿者 sfujisawa : 22:39 | コメント (0)

2006年03月06日

Ski

週末、ラボのメンバーと、スキー旅行に行ってきた。場所は、ニューヨーク州の北部にある Adirondack Park という森林公園で、ニュージャージーの自宅からは車で約4時間ぐらい。その中の Wells という場所に一軒家を借り切って、みんなで共同生活。参加者は10人ぐらいだったかな。

さて、今回、クロスカントリーに初挑戦。上級者のエヴァに基礎を教えてもらう。

今まで知らなかったのだが、クロスカントリー専用のスキー板というのがあり、そのスキー板はアーチ状に湾曲した構造になっていて、中央部には滑り止めがついている。そのままの状態では中央部は雪面に接地しない。つまり滑りやすい。しかし、体重をかけるとスキー板はフラットになって滑り止めのついた中央部が接地し、スキー板は雪面にロックされる。つまり、片足のみに体重をかけてけり出せば、推進力を得ることができる。それで、平坦な道や上り坂でもスイスイと進むことができる、というわけ。

それで、何人かのグループで、初心者~中級者コースを散策。僕と、同じく初心者のシモルは事ある毎に転びまくってたけど、まあでも2日やったのでそれなりにはうまくなったはず。クロスカントリは言ってみればハイキングのようなものなので、雪山の景色が楽しめてかなり良いです。また来てもいいな、という感じでした。

投稿者 sfujisawa : 20:11 | コメント (0)

2006年03月03日

ウィーンフィル

今夜はカーネギーホールのコンサートに行ってきた。ウィーンフィル、指揮はムーティー。曲目は、ヒンデミットと、シューベルトの交響曲第9番「グレイト」。ウィーンフィルを生で聴くのははじめてなので、相当楽しみにしてました。特にグレイトはベーム BPO 盤と ヴァント BPO 盤を買って事前に予習。

それで、やっぱり生で聴くウィーンフィルはすごかったです。音が艶やかで厚みがあって、響きにふくらみがある。グレイトはとくに第4楽章が良かった。最後にアンコールで小品をもう一曲やってくれたのだが、この曲もすごく良かった。(曲名が聞き取れなかったのが残念。。)今日も音楽を十分に堪能できました。

投稿者 sfujisawa : 23:42 | コメント (0)

2006年03月02日

Cell Phone

大学の近くの電気屋で携帯電話を買ってみた。本体 $20、基本料は月 $40(月 450 分の無料通話込み)みたい。だいたい日本と同じぐらいか。本体は Sumsung 製、日本のものよりやや小ぶりで、機能はシンプル。

さっそく家で試してみたところ、携帯から家の固定電話にはきちんと通じた。しかし、固定電話から携帯にかけたところ、「この電話番号は activate さていません。番号をお確かめください。」ってオィ。。。これは明日また電気屋に持って行ってみなければ。。やれやれ。


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投稿者 sfujisawa : 21:35 | コメント (0)

2006年02月19日

Rauschenberg 展

いま、メトロポリタン美術館でラウシェンバーグ展をやっている。それで、1ヶ月ほど前に見に行って来たのだが、全く理解できなかった。。さすがネオ・ダダ。

くやしかったので、図録を買って勉強して、しかも同じ展覧会に計3回見に行った。それだけ見るとさすがに目が慣れてきて、ラウシェンバーグのすばらしさがだんだんと分かってきたわけであります。


          ☞          ☞          ☞


ロバート・ラウシェンバーグ (1925-) はテキサス出身の画家。最も活躍した時期は抽象表現主義(1950年代)とポップアート(1960年代)の間あたり。「ネオ・ダダ」と分類されている。

1950 年代は、抽象表現主義(ポロックデ・クーニングなど)の全盛期で、「ニューヨーク派の勝利」といわれるほど評価されていたのだが、それに対して、ラウシェンバーグやジャスパー・ジョーンズは抽象表現主義を乗り越える試みを行う。彼らの目標は、生活と芸術との境界を取り払うことだったという。

ラウシェンバーグといえば、以下のエピソードが有名:



1953 年の秋、作家としての活動を始めてまだ間もないロバート・ラウシェンバーグは、21 歳も年上で既に抽象表現主義の代表的な作家としてゆるぎない名声を確立していたヴィレム・デ・クーニングの元を訪れた。ラウシェンバーグは尊敬する作家に向かってイメージを消すことによって作品を制作してみたいと提案し、デ・クーニングから一枚のドローイングを受けとった。そのドローイングは「本人さえも惜しいと思うほど重要であり、消すことが困難な作品」であったという。4 週間とも 6 週間ともいわれる長い期間、ラウシェンバーグは消しゴムでドローイングを拭き取ることを続け、ようやく最初に書かれていたドローイングが消失した。ラウシェンバーグはこの作品に「ロバート・ラウシェンバーグ作≪消されたデ・クーニングのドローイング≫ 1953 年」というキャプションをつけ、麗々しい金色の額縁の中に収めた。(「痕跡-過酷なる現実としての美術」尾崎信一郎 より)


これがその作品。

さて、ラウシェンバーグは、1954 年あたりから、"Combines" と名付けられた一連の作品を作成し始める。今回の展覧会では、この Conbines シリーズのみを 67 点展示している。
この Combines シリーズの特徴は、

・新聞の切り抜きや写真や絵のコピーなどをカンバスを貼り付けてコラージュにする。
・さらに身の回りの生活用品(布団だの靴下だの時計だの)をカンバスに貼り付けている。
・そのうえに激しい筆致でペイントする。

例えばこの作品(Untitiled 1955)。カンバスにはメモ書きやら古めいた写真やら布きれやらニワトリのマグネットやらへんてこなヌード写真やらが無差別に貼り付けられて、画面からなんかすごい生活感の漂ってくる。その上から、抽象表現主義を思わせるような強い筆致でペイントすることにより、緊張感と調和が生まれるわけです。

こうした作品群は、身近な事物が素材になりうる、という新たなネタを美術界与えたわけで、若手画家たちに大きな影響を与えた。その結果、1960 年代に、ウォーホルとかリキテンシュタインとかを中心としたポップ・アートが生まれることになる。これが 50 年代から 60 年代にかけてのアメリカ美術の大まかな流れ。(ただ、ポップ・アート自体はラウシェンバーグの方向性とは別の方向に発展して行った。)

補足。
この写真、ラウシェンバーグの制作風景。手でベターっと絵の具(ペンキ?)を塗ってて、まさに抽象表現って感じ。こうしてみると、ラウシェンバーグは別に抽象表現主義を否定しようとしたのではなく、生活的なものと融合させたかった、ってことなんでしょうね。

投稿者 sfujisawa : 19:56 | コメント (0)

2006年02月14日

ディスプレイ

うちのラボは今年はどうやら予算に余裕があったらしく、何個か液晶ディスプレイをまとめ買いしたみたい。それで、僕にもおこぼれで1つディスプレイが配給された。さっそく自分のノートパソコンにつないで、ダブル・ディスプレイにしてみたり。ちょっとうれしい。


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投稿者 sfujisawa : 23:13 | コメント (0)

2006年02月12日

除雪

今年は記録的な暖冬とやらで、12月以来全く雪が降らなかった。しかし、昨日の夜から今日の昼にかけてひさびさに大雪が降る。今日の夕方には降り止んだものの、積雪量は40cmほどあり、歩くと膝の上まですっぽり雪に埋まってしまう。車もすっぽり雪に埋まってしまい、全く動かせない状態。しかたないので、近くの雑貨店で雪かきスコップを買ってきて雪かきを始める。

しかし、ひとりでやるので、雪をかけどもかけども全く減らない。4時間ほどやっても目標の半分ぐらいしかできてないので、相当へこんでいたところ、突然、除雪車がやってきて、うちのまわりの除雪を始めてくれだした。なんだ?かれらは神か?聞いてみると、どうやら彼らは、うちの家の1階の法律事務所(←今日は日曜なので休み)と契約している雪かき業者さんとのこと。なんだ、そんな人がいるなら早く言ってくれよ。。

彼らはさすがにプロなので、3人のスコップおにいさんと除雪車で、30分ほどできれいに除雪してくれた。僕の4時間の努力は何だったのだろう。。


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↑ 除雪前(PM 5:00)、自力で除雪 (PM 9:00)、除雪屋さんが除雪 (PM 9:30)

投稿者 sfujisawa : 23:39 | コメント (0)

2006年01月27日

モーツァルト

今日はモーツァルト生誕250周年の日。というわけで、カーネギーホールは今日はオール・モーツァルト・プログラム。しかもラトル&ベルリンフィルという、最高に贅沢なこの演奏会を、聴きに行ってきました。(もっとも僕は今日が生誕250年記念だというのを今日知ったのだが。。)曲目は、セレナード第10番「グラン・パルティータ」、ブレンデルのピアノ協奏曲第27番、および交響曲第38番「プラハ」。モーツァルトは僕は普段はあまり聴かないのであまり耳が慣れていなかったが、今日の演奏にはさすがに感動した。とくにセレナード。管の響きのふくらみと厚さ、音のまぐわう感じがまことに素晴らしかった。プラハも圧倒的。モーツァルトでこんなに感動したのははじめてかも。よくよく見てみると選曲もこだわってますね。プラハがどちらかというと弦中心の編成だから、グラン・パルティータで BPO の管を聴かせたかったんだろうね。室内楽曲的なところもラトルのハマリだったような気がする。

投稿者 sfujisawa : 23:48 | コメント (0)

2006年01月24日

セミナ

今日のラボセミナーは、ブザキラボへのポスドク候補生のトーク。ペンシルバニア大の Contreras ラボの学生の人。すごい人の良さそうな感じの人でした。ジョン・ケリーを若くしておとなしくしたような感じのひと。トークの内容は、Voltage sensitive dye による somatosensory cortex の in vivo イメージングネタで、投稿中のものらしい。なかなかきれいなデータでした。

投稿者 sfujisawa : 23:43 | コメント (0)

2006年01月22日

図書館

今日、Fort Lee の市立図書館に行ってみる。家から歩いて2分ぐらいのとこ。ネットで調べてその存在は知っていたし、そもそも家から見えるぐらい近いのだが、実際に行くのは初めて。免許書を見せると、即、会員証をタダで作ってくれた。

この図書館、クラシックのCDのコレクションがあり、それが目当て。今週末のカーネギーホールのコンサート(ラトルのモーツアルト)の予習用。量的には、ちょうど東京にいた頃によく使ってた文京区の真砂図書館と同じぐらいかな。もちろん、CD以外にもいろいろと本は置いてある。なぜか日本語の本のコーナーも少しあり、手塚治虫の「ブッダ」なども置いてあったので懐かしくてつい立ち読みしてしまった。なかなかいい図書館です。

投稿者 sfujisawa : 23:24 | コメント (0)

2006年01月18日

セミナ

今日はセンターのセミナーがあり、Brown Univ の Barry Connors のトークで、gap junction のはなし。とくに、neocortex および thalamus での Interneuron の gap junction とその生理学的な働きについて。レビュー的な内容でしたが、局所回路における interneuron の働きには興味があるので、けっこう勉強になりました。そのうちまとめるかもです。

投稿者 sfujisawa : 23:52 | コメント (0)

2006年01月17日

セミナ

今日のラボセミナーは、NYUからいらした西山先生のトークで、synapse-timing dependent plasticity(STDP)の話。まだpublishing前らしいのであまり詳しいことは書けないですが、スライスのネットワーク上で生じさせたSTDP(LTD)ではさまざまな Internereouron が絡んで複雑なmodulationをかけている、という内容。面白かったです。

投稿者 sfujisawa : 23:31 | コメント (0)

2006年01月10日

lab meeting

今日は lab meeting で journal club。今日は僕の当番で、今月号の Neuron の Joszef Csicsvari の論文をやった。僕の当番であることが4日前ぐらい前に決まったのでやや準備不足だったが、うちのセミナではいつも自然に議論が盛り上がってくれるので、なんとか乗り切ったかな。まあそれにしても、まだ英語で発表・議論するのはいまだに全く上達しないなぁ。。

投稿者 sfujisawa : 23:25 | コメント (0)

2006年01月02日

仕事始め

アメリカは1月2日が仕事始めー、と思って張りきってラボへいったら、どうも今年は1月1日が日曜だったから今日は代休だったらしい。。でもまあちらほらと人は来てた。

今日は装置の修理など。僕が最近作ってみんなに使ってもらっている車輪回転数測定器が、エヴァの実験中に破壊してしまったので、その修理に奔走。どうも作りが弱かったみたい。でも結局、今日は直らんかった。

投稿者 sfujisawa : 23:20 | コメント (0)

2005年12月31日

大晦日

2005年も今日で終わりですか。今年は僕にとっては激動の一年だったかな。博士論文まとめて、投稿論文書いて、渡米して、・・という感じで、えらいバタバタした一年だったな。ただ、研究の方は、実りあるデータの得られなかった一年だった。来年こそは、ですね。

投稿者 sfujisawa : 20:10 | コメント (0)

2005年12月30日

Anatomy

以前も述べたが、僕の使っている記録室は、エヴァとけんじさんと僕の3人で使っている。で、一人が記録を始めると8時間以上かかってしまうので、1日に2人までしか記録室は使えない。それで、1~2ヶ月交代で順番で使っているのだが、今月・来月は、記録室を使うのがエヴァとけんじさんの番なので、僕は慢性記録実験はお休み。ここ最近は、主にデータ整理。

まあ、データ整理ばっかりやっていても飽きるので、最近は、余っているラットに、fluogold という retrograde tracer(ラボにあった)を打ち込んで、anatomy の実験などをやったりしている。(論文にはしないだろうけど、まあ勉強のつもりで。)

ギューリーにできあがったプレパラートを見せたら、けっこう喜んで、30分以上一生懸命観察してました。ギューリーは anatomy はけっこう好きみたいね。そもそもギューリーは解剖の論文にも有名なのが多いしね。

あと、ラボに Neuro-Lucida があるのを発見!(Neuro-Lucida とは、パソコンで顕微鏡のリアルタイム画像が読み込めて、パソコン画面上でマウスで画面の細胞をなぞって行くことによって解剖スケッチを行えるシステムの商標。)以前、岡崎生理研のサマースクールで川口研におじゃましたことがあって、そこで Neuro-Lucida を見た記憶があるのだが、実際自分で使うのは初めて。これがけっこう楽しくて、画面をつらつらなぞっているだけで、きれいな解剖の図ができていくので、ハマってしまう。解剖の仕事ももしかしたら楽しいかも、と思ったしだいでありました。(まあでも毎日 Lucida をやるとしたらそれはそれできついだろうな。。)

投稿者 sfujisawa : 22:54 | コメント (0)

2005年12月29日

Holiday

今週は、さすがに人が少ない。ラボに来ているのは、慢性記録実験をやっている人が2~3人と、あとギューリーがなぜか部屋にこもって物書きをしているぐらい。それ以外の人は、みんな旅行に行ったり、Hometown に戻ったりしてお休み。

僕は、今は慢性記録実験をしていないので、別にラボに行く必要はないのだが、特にやることがないので、ついついラボに足が向いてしまう。ほんとは、holiday 中はがっつり旅行でもしてメリハリつけた方が良いのだとは思うのだが。。でも、まあ、ほとんど人のいないラボでのんびりと研究するのも、また一興であります。

投稿者 sfujisawa : 23:39 | コメント (4)

2005年12月21日

セミナ

今週、Luthi ラボの Herry 博士という方がうちのラボに見学にきていて、昨日セミナーをしてくれた。内容は、unpredictability(予測不可能性) と amygdala について。Amygdala は、恐怖や不安に関わるが、ここで、「恐怖」と「不安」の違いを、「予測可能」と「予測不可能」の違いであると考える。で、彼は、amygdala は、予測不可能な刺激に対して反応するのではないか、と考え、ラットに「時間間隔が規則正しい音刺激」と「時間間隔がランダムな音刺激」を与えたときの違いを調べたらしい。で、「ランダム」の時は、amygdala で有意に c-Fos 上昇と、発火率上昇(free-moving, field)が見られたとか。つまり、amygdala は、unpredictability そのものに反応するということらしいね。

投稿者 sfujisawa : 23:30 | コメント (0)

2005年12月19日

かたづけ

僕は、片付けが苦手である。片付けをはじめても、どーせ散らかるからいーや、とすぐめんどくさくなって飽きてしまう。こんな性格だから、油断するとすぐ部屋は散らかり放題になってしまう。

とくに、薬作にいた頃は、となりの席の馬場くんと机の上のキタナさを競ったものである。積み重ねてある論文のなだれ現象など毎度のことであった。(ただ、馬場くんの机の上には論文に加えて、なぜか海洋堂のフィギュアたちがところせましと転がっていたので、馬場くんのほうが一枚上手だったような気がする。。)

しかし、ブザキ研に来てからは、そこまで汚くはしていない(と思う)。部屋をあんまり散らかすと、きれい好きのエヴァに怒られるので。

ただ、その反動でか、自分の家の中は、えらい散らかっている。泥棒に入られた後でもこんなには散らかってないだろー、っていうぐらい。


さて、先日、大学から家に帰ったとき、留守中に人の入った形跡があった。というのは、トイレの便座のフタを、僕は常に開けておく癖があるのだが、その日はフタが閉じてあったのだ。泥棒かな、とおもったが、泥棒だったらのんびり便所なんか行かないだろう。いちおう大事なものをチェックしたところ、別になくなってはなかった。では誰だろう?大家さんか?大家さんはおじいちゃんで、よくうちの建物まわりの植物の手入れなどをしている。でも勝手に店子の部屋に入るのかな?あるいは単なる自分の気のせいかな?

そうこう考えていると、その数日後、この部屋を借りるときに仲介をしてもらった不動産屋のSさんから、次のようなメールを受けとる;
「大家さんから、部屋を整理するように、と伝言がありました。。」
。。。

しかし、大家さんとはいえ、勝手に人の部屋に入っといて、部屋がきたねーから片付けろー、って言うのは、なんとなく理不尽な気もするが。。(気のせい?)

投稿者 sfujisawa : 22:31 | コメント (0)

2005年12月18日

シーレ展

週末は、ノイエギャラリーのシーレ展へ行ってきた。

ノイエギャラリーは、メトロポリタン美術館のすぐそばにある小さい美術館で、主にドイツ~ウィーンの、分離派・表現主義・バウハウスあたりを収蔵する。展示は少し貴族趣味が入ってて、異常に高い位置に絵が展示されてあったりして見づらかったりもするのだが、コレクション自体のセンスは非常に優れている。

シーレは、表現主義の代表的な画家。1890年生まれー1918年没、享年28歳。(って今の僕の年齢やん!)今回はこのシーレを中心にした展示。とくにデッサンの展示がすばらしかった。

シーレには人物画のデッサンが多いが、その特徴は、
(1)不自然な姿勢
(2)強い輪郭線
(3)ムラの強い彩色

線は、鉛筆で、常に同じ強さで一気に描かれている。そのために、不自然な姿勢であるが故に出てくる特徴的な体の線が、際立って見え、絵に緊張感とダイナミズムを生じさせてる。

このデッサンの上に、彼独特のムラの強い彩色、パッチ的な塗りにより、肌の質感を出している。色彩的には、赤と緑という補色の関係にある色の並置などにより、立体感をだしている。

と、書いてみたものの、なんでこんなにシーレの彩色が理不尽なほど質感をもっているのか、じつのところ僕には論理的にうまく説明できない。ちょちょ、っと色を付けるだけであり得ないぐらい絵がイキイキとしてくるのである。ほとんど魔法だね。


Schiele1.jpgSchiele2.jpgSchiele3.jpg

▲ 左から、Mother and Child (1910)、Kneling Semi-nude (1917)、Friendship (1913)

投稿者 sfujisawa : 22:46 | コメント (4)

ウッドベリー

あと、モールにも行ってきました。

最近、あまりにも寒くて、日本から持ってきた薄いジャケットだけでは凍えるようになってきた。それで、ふかふかのダウンジャケットを買うべく、ウットベリー・コモン・アウトレットというショッピングモールに行ってみる。

そういえば、今から2年前の夏頃だったかな、当時僕は東京で、がや先生はNYにいたとき、国際電話で30分ほど研究のディスカッションをしたことがあったのだが、そのときがや先生が、「これからウッドベリーに行ってくるー」、って話してたので、そのときにウッドベリー・コモンの名を知った。NYに近い格安モールということで、じつは日本人にも有名らしい。

ウットベリー・コモンは、うちから北に車で40分ぐらい行ったところ。巨大なアウトレットモールで、クリスマス前ということもあってにぎわってました。今回は、Timberland(適当に入った店)でダウンジャケットを購入。$175 → $110 だから、まあ、安くなっているのかな。

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2005年12月13日

野生型

以前紹介したネズミ捕り、これ、ふつうにラボに出現するマウスを捕まえるの使う目的みたい。

昨日、パスカルが机の上に、パンケーキのかけらを囮の餌にしてあのねずみ取りを仕掛けていたのだが、今日朝来てみると、パンケーキを取られて、しかも糞だけを残して立ち去られていた。。さすが野生型、かしこい。

投稿者 sfujisawa : 23:41 | コメント (0)

2005年12月11日

チェルシー

週末は、またぶらぶらとマンハッタンへ絵を見に行く。今回は、チェルシーでギャラリー巡り。チェルシーとは、Penn station の南あたりの地区のこと。チェルシーの 22nd~24th Street のあたりはギャラリーが集中しており、通りの両側がすべてギャラリー。しかも、見るだけなら基本的に無料。日本のギャラリーはひやかしでは入りにくいのだが、マンハッタンのギャラリーは観光客でけっこうにぎわっており、とても中に入りやすい感じ。扱っているのはだいたい現代作家の作品が多く、玉石混交といった感じで面白い。

いちばん良かったのは、Matthew Marks GalleryRoni Horn 展かな。これは他のギャラリーと比べて少しレベルが高かった。Roni Horn は、僕は初めて見た名前だったが、もうすでにけっこう名の通った現代作家らしい。ある、空間的・時間的に連続的な広がりをもつ「何か」を、あえて分割・静止・再構成して提示することにより、その「何か」の連続性や広がりをかえって強く感じさせる、そういう内容の作品。

あと、Gagosian Gallery の全く意味の分からないビデオ展示も面白かった。とにかく派手でやかましくて、あんまり深くない。でも面白かった。

あと、Luhring Augustine Gallery の チェス展もおもしろかったかな。

kusama.jpg
▲ 草間弥生の「チェス・セット」(2003)

ついでに、メトロポリタン美術館にも行って、アンジェリコ展ゴッホ素描展を見てくる。

フラ・アンジェリコは15世紀、初期ルネッサンスの画家。ルネッサンスはまとめて見る機会がなかなかないので、こういう企画展示は勉強になる。初期から成熟期までの作品が多かったので、空間構成や表情、ダイナミクスさが、時代を追うごとにどんどん良くなっていき、画家の成長が見て取れて面白かった。でも、「受胎告知」などの代表作は来ていなかったので残念。

ゴッホ素描展は、素描だけなのでそれほど期待してなかったが、初期作品からアルル時代、サン・レミ時代、オーヴェール時代のそれぞれの作品をしっかり集めていて、思ってたのよりかなり良い展示だった。例えば、初期作品では、鉛筆で、一本の草、一個のレンガまでも、細かく細かく徹底的に書き込んで、濃密なデッサンを行っている。一方、アルル時代では、茶色ペンを使って、線のストロークをやや長めにして、初期時代より線を省略して、しかし、濃密さは損なっていないデッサンを行っている。(おそらく、油彩に仕上げることを意識したデッサン。)いずれにしても、デッサンの段階で本気で試行錯誤して取り組んでいるのが分かる絵で、ゾクッとさせられる展示でありました。

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パーティー

金曜は、夜からカムラン(ラボの assistant prof)の自宅で、カムランの誕生日パーティを開催してたので、僕も参加させてもらう。毎年恒例のパーティーみたい。カムランは、マンハッタンに住んでいる。マンハッタンは一人で住むには高いので、2人でシェアして住んでいるとか。たしかに、マンハッタンからうちの大学まで電車で20~30分ほどで通勤できるし、それならいっそマンハッタンに住むっていうのも、けっこう良い選択肢ではあるよね。

で、パーティーはにぎやかなもので、カムランの部屋に、彼の友人が30人ほど集まって飲みまくる、というかんじ。途中、ギューリーも奥さんと一緒に蝶ネクタイ姿(!)で顔を出してました。僕は12時ぐらいで、撤退したのだが、まだほとんどの人が残ってた。いったい彼らは何時まで飲んだのだろう。。

投稿者 sfujisawa : 23:56 | コメント (0)

2005年12月09日

大雪

今日は、朝から大雪。20cm以上積もってた。ガレージに置いてある車は雪に埋もれて、悲しい状態に。雪かき道具を何も持っていない上に、手袋すら持っていないので、素手で雪かきして、公道まで車を出す。

どうも、早朝から急速に降り始めた雪みたいで、公道も高速道路もまだ完全に除雪されておらず、みんな超ノロノロ運転。いつもは大学まで20分で着くところが、一時間半もかかってしまった。大学の駐車場も、停まっている車はいつもの1/3ぐらいで、どうやらみんなこの雪で萎えてしまったらしい。

それにしても、ニュージャージーって、こんなに豪雪地帯だったんだ。今週だけでもう、2~3回雪が積もってる。これは、雪かきスコップが必要だなぁ。

yuki.jpg

投稿者 sfujisawa : 19:32 | コメント (4)

2005年12月04日

PS1

今日朝、起きて外に出てみると、雪が積もってた。15cmぐらい。初雪ですよ。駐車場(屋根なし)においてある車が雪をかぶって埋もれていた。雪かきして車を取り出すがめんどくさかったので、バスでマンハッタンの美術館にでも行くことにする。

今日は、Queens にある「PS1現代美術館」に行ってみる。ホイットニー美術館は、既に評価の固まっている現代作家の展示を行うのに対し、PS1はまだ評価の固まっていない現代作家の展示を行う。

現代美術の楽しみのひとつは、自分の想定外の度肝を抜かれるような作品に出会える可能性がある、ということ。逆に、評価が固まってないぶん、ハズレも多い。

で、PS1は今回始めていったみたのだが、期待していたのよりもかなり良かった。作家も才能ある人が多かったし、キュレーションもしっかりしてた。トイレにまでビデオ作品を設置するこだわり様。これは常連になりそうな感じ。

展示も多種多彩で飽きなかった。以下、面白かった展示。

Woman of Many Faces: Isabelle Huppert

Isabelle Huppert というのは、フランスの有名な女優(らしい)。写真展示というと、普通はひとりの写真家が撮った写真を並べるが、この展示では、被写体のほうが Isabelle Huppert ひとりで、写真家は複数、というもの。Isabelle Huppert というひとりの女性を、複数の写真家の目から切り出して、その内面を浮かび上がらせようという企画。100枚以上の中~大型の写真が展示室に飾られていてけっこう圧巻。この展示では、Isabelle Huppert は、油断のない、女優としての顔として写真に写っている。写真家との間に緊張感のある距離を保ったまま、しかし、被写体の内面の何かを描き出そうとしている、というところが実に面白かった。

Jon Kessler:The Palace at 4 A.M.

展示室には怪しげな機械仕掛けの人形やら、自走式のビデオカメラやら、テレビなどが大量に設置してある。ビデオカメラたちは、ぐるぐる回りながらその機械仕掛けの人形などを収録し、テレビがそれをリアルタイムで映し出す、という作品。こう文章にしてみると何が面白いのか全く伝わらないと思うが、しかしこの展示はすばらしかった。圧倒的。そのうち日本でも展示があるかもですね。

  *    *    *

さて、帰りはバスを間違えて大変だった。いつもと同じバスに乗ったつもりなのだが、バスは、わが町 Fort Lee を通過して、ハイウェイに乗って、内陸部の方へ突っ走っていく。これはやばいと思って、途中で下車したものの、下車した場所はけっこう郊外の閑散としたところ。Fort Lee 行きのバス停を見つけるのに、20分ほど雪道を歩くはめになった。寒かったー。。(いろんな意味で)

ps1.jpg

▲ PS1現代美術館。小学校の校舎を改築したもので、けっこう趣がある。

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2005年11月27日

ラボで見つけたヘンなもの

うちのラボの工作室で見つけた。

nezumi.jpg

ねずみ取り器。いったい何に使うのだ?脱走したネズミの確保?それとも何かの行動試験に使うのか?それにしても誰が買ったのだろう。。

投稿者 sfujisawa : 22:39 | コメント (0)

2005年11月24日

風呂について

今日は、thanks giving day。こういう日に実験するとなんかいい結果が出るのではないかという、全く根拠のない期待を持って張り切って実験したのが、今日の実験は残念ながら超イマイチ。あまり thanks を giving する気になれない一日でありました。。

 *   *   *

ところで、Newarkはここ最近、急に寒くなってきた。今日などは、水たまりには薄氷が張り、軒先にはつららが下がる、といった冷え込み具合。

こういう寒い季節は、あったかい風呂にゆっくりつかる、というのがひとつの楽しみ。しかし、アメリカの風呂というのは、湯を溜める、という入浴方法にはあまり向いていない。浴槽が、浅くて広いのである。シャワーだけですませる分には問題ないのだが、湯を張って全身を湯に浸かろうとすると、エビを横にしたみたいな、けっこう無理な姿勢で入らないといけない。

さらに、うちの風呂は、排水溝のゴム栓が、いくぶんユルい。昨日など、風呂に湯を張った後、20分ほど片付けなどをして、さあ風呂に入ろうか、としたところ、浴槽の湯抜けてがスッカラカンになってしまっていて、唖然。アメリカの風呂というのは、湯を溜めてゆっくり浸かる、という目的には設計されていないのだなぁとつくづく感じてしまった。。風呂に関しては、日本のものの方が、できがいいようですね。

投稿者 sfujisawa : 23:32 | コメント (2)

2005年11月17日

SfN より帰還

SfN から帰ってきました。5日間歩きっぱなしでかなり疲れましたが、やっぱり学会はいろいろと刺激になっていいですね。後輩や先生方ともひさびさに会えて楽しかったです。pooneil さん、ryo さんをはじめ、ポスターを見に来ていただいた方、ありがとうございました。

途中、ちょっとさぼって、会議場の近くにあるワシントン・ナショナル・ギャラリーへ。入場料はなんと無料! 建物はやたら広い上に、東館と西館の2つあり、全部まわるのに苦労した。

東館は、ピカソ、ロスコカルダーに重点的にこだわった展示。西館は、ゴシックからルネサンス、バロック、ロココ、印象派までを常設展示。キュレーションは正統派だが、コレクションにはいろいろこだわりがあるようでなかなか面白かった。たとえばルネサンスではヴェネチア派にこだわっているようで、特にティッチアーノのコレクションは壮観だった。有名作もけっこうあり(例えばピカソの「曲芸師の一家」(バラ色の時代の傑作)やグレコの「ラオコーン」やダヴィンチなど)、かなり楽しめる美術館でありました。

投稿者 sfujisawa : 23:54 | コメント (0)

2005年11月09日

SfN について

今週末から SfN である。ブザキラボでは SfN は遠足みたいなもんで、ポスドクから学生まで、発表ある人もない人もほぼみんな参加するみたい。

ギューリー自身、大の学会好きである。特にポスターセッションが好きみたい。

僕がはじめてギューリーを見たのは、2年前の SfN 会場である。ブザキ研のポスター群を見に行ったときに、彼はそこにいた。青いセーターを肩に羽織って(石田純一掛け?)、嬉しそうに自分のラボのポスターのまわりをうろちょろと歩き回り、そのうち誰かに呼び止められて立ち話がはじまり、話が終わるとまたポスターの前を歩きまわる、といったことを繰り返してた。まーよく動きまわる人だなぁ、と感心したものである。

去年の SfN でも、ブザキ研のポスター群を見に行ったが、ギューリーは同じように自分のポスターのまわりを動き回っては誰かと立ち話してた。たぶん今年も同じかんじだろう。。

一方、当時僕の指導教官だったがや先生は、自分の弟子のポスターにはあんまり寄りつかない。僕のポスターにも、5分ぐらいちょっと顔を出すだけで、あとはふらふらとどこかに遊びに(?)行ってしまう。この場合、がや先生の知り合い風の人が見に来てくれたときにちょっと困る。いや、べつに困りはしないが、せっかく来てもらったのに少し悪いなー、と思ってしまう。去年も、キャラウェー研の吉村さんとかせっかく来てくれたのに、がや先生いないんだもん。。。

まあ、学会の楽しみ方はひとそれぞれ、ということで。

 *  *  *

以下、自分のポスターの宣伝。

11/13 Sunday, PM, 275.1 (Q1)
State transitions of hippocampal CA3 recurrent networks with multiple internal states
Fujisawa S, Matsuki N, Ikegaya Y

参考論文はこちら(in press)。前のラボでの研究です。でもなぜか発表場所はブザキラボのポスター群(275.6-13)と同じ場所みたい。ブザキラボのポスターを見に来る人は、ついでに寄ってみてください。

投稿者 sfujisawa : 22:14 | コメント (0)

2005年11月07日

駐車場とキー

うちの大学の駐車場は狭い。朝9時半になると、ほぼ満車になってしまう。満車になった後に駐車場に停めようと思うと、駐車場の管理人に車のキーを預けなければならない。(そうすると管理人が隙間につめて駐車していく。)

車のキーを預けるのは、なんとなく嫌なので、毎日9時前後には大学に来るようにしている。しかし、渋滞に巻き込まれたりすると、9時半を過ぎて、やむをえずキーを預けるはめになる。その場合、駐車場の管理人は夜7時を過ぎると帰ってしまうので、それまでにキーを返してもらいにいかなければいけない。

さて、今日も9時には大学に着くべく家を出たのだが、Newarkで大渋滞に巻き込まれてしまう。結局大学に着いたのは9時40分頃で、駐車場は既に満車で、管理人にキーを預けるはめになる。

本来なら、夕方頃にキーを返してもらいに行かなければならないのだが、今日は一日バタバタしてたのですっかり忘れてた。夜10時頃、帰宅しようと思って駐車場に向かっているときにはたと思い出した。時、すでに遅し。もう駐車場の管理人は帰ってしまっていた。。

参ったなぁ。。車のキーがないと家に帰れない、今日は大学に泊まりか?

なすすべもなく、人のいなくなった駐車場管理人室をぼーっと切なく眺めていると、偶然、管理人室のドアのところにある張り紙を発見した。「Parking Management Office, 24hr Open, Tel XXX-XXX-XXXX.」お、ここに電話すればなにか解決策があるかも。

さっそく電話をすべく小走りにラボに戻る。(携帯電話は持っていない。)ラボにはまだけんじさんが残って仕事をしていたので、一安心。(けんじさんと僕の家は近いのでいざとなれば乗せて帰ってもらえる。)まずけんじさんをキープして、先ほどの Office に電話を掛ける。

「こちら、Parking Office。」
「あの、Bradley 駐車場でキーを預けたのですが、管理人帰ってしまって。」
「ああ、それなら、たぶん、"Deck"にいけばあるよ。」
「"Deck"?」
「"Deck"。大学の Police の隣のとこだよ。じゃあ、そこに行ってみて。」

ここで、僕は、Deckがなんのことだがよく分からず、しかも最後の文章がよく聞き取れなかったので、"Deck"はpoliceのことか?と勘違いしてしまう。で、大学のpoliceの場所は知っているので、トコトコと歩いてpoliceへ行く。Policeには女性の警官がいた。

「どうしたんですか?」
「いや、Bradley 駐車場でキーを預けたのですが、管理人帰ってしまって。」
「それは、私には分からないわね。。ちょっとParking officeに電話してみてあげるわ。」

と言って、その女性警官は親切にも電話してくれた。

「このPoliceのとなりのParking Officeでキーを預かってくれているそうよ。」

そこで、トコトコとPoliceの隣に向かう。ポリスの隣は、大学の来客向けの駐車場になっているのだが、ここの駐車場の管理人室はまだ開いていて、ここで僕のキーを預かってくれていた。あー、めでたし、めでたし。どうも、この駐車場の名前が「Deck I」だったらしい。ひとつ勉強になった。

えっと、長々と書いた割にはべつにたいした話ではなくて申し訳ないのですが、まあ本人にしてみれば、いっぱいいっぱいだったわけです。あー、疲れた。。

投稿者 sfujisawa : 23:54 | コメント (0)

2005年11月05日

カーネギー

今日は実験を夕方で切り上げて、マンハッタンのカーネギーホールへ演奏会を聞きに行ってきた。バレンボイム&シカゴ響で、曲目はマーラーの5番。カーネギーも初めてだし、シカゴ響を生で聞くのも初なので、相当楽しみにしてました。

で、さすがシカゴ響、音がすごい色彩豊か。とくに、管と打楽器の鮮やかなこと!テンポはゆっくりめ、でも重くはしてませんでした。メリハリのついた演奏で、第1楽章(葬送行進曲)から ff は思いっきり鳴らしてました。それでいて荒さは一切感じなかったので、さすが、という感じです。ドロドロしたマーラーではなく、色鮮やかなマーラーを表現してきてました。このレベルの演奏が毎回聴けるのであれば、わざわざマンハッタンまで足をのばす甲斐がありますね。

ただ、隣に座ってたおばちゃんが、ホルンが ff でうたうたびに、ホルンに感じて声が漏れてきてたので(ホルンフェチ?)、それはちょっと勘弁して欲しかった。。


↑ バレンボイム&シカゴ響。でも写真だと何響でも変わらないかも。。

投稿者 sfujisawa : 23:57 | コメント (0)

2005年10月31日

ハロウィン

週末はハロウィン。どんなに街がにぎやかになるんだろうか、と少し期待してたのだが、僕が住んでる Fort Lee では普段と全く変わらず、少し拍子抜け。仮装してる人はおろか、かぼちゃも見かけなかった。Fort Leeは韓国人街だからハロウィンは祝わないのかな?かといって、Newark も別段、変わったところはなかった。むーん。これだったら薬作ハロウィンのほうがそれっぽかったかも。

投稿者 sfujisawa : 21:24 | コメント (0)

2005年10月25日

実験

最近はずっとこまごまとした実験。今はシリコンプローブを目的部位に向けて動かしているところ。一日に少しずつしか移動させないので、いまだ到達していない。(目的部位に到達したかどうかは、記録される波形などでだいたい把握できる。)ちゃんと計算通りに到達するかどうか、ほんとにヒヤヒヤする。毎日が不安でしょうがない。

さて、慢性実験をはじめると一日の終わるのが早い。しかも単調な作業ばっかりなのであまりネタにならない。(というわけで更新頻度低下中です。)

投稿者 sfujisawa : 20:37 | コメント (0)

2005年10月19日

オペ

今日はオペをした。シリコンプローブ2本刺し。オペは9時間ほどかかった。やれやれ。でもまあ、見た目はなんとかうまくいった感じ。しかし、実際に目的部位にきちんと到達してきちんと記録がとれるかどうかはもう何日かしてみないと分からない。不安な日々が続く。

投稿者 sfujisawa : 22:26 | コメント (0)

2005年10月18日

準備など

Neuroscience学会まであと一ヶ月弱ほど。学会までにひとつ慢性実験を終わらせたいので、明日オペを予定している。今日はその準備など。しかし、どうもみんな考えることは同じみたいで、先週・今週と手術室も工作室もえらい混雑である。なかなか作業が進まんね。

それにしても、オペが成功するか失敗するかは結構でかいので、オペの日が近づくとホント緊張してくる。なんかそわそわしてくる。ネガティブな気分におそわれる。なんとなく試験前のような気分。

投稿者 sfujisawa : 22:33 | コメント (0)

2005年10月17日

散髪

先月、日本に一時帰国したときに隆二に会ったのだが、彼は相変わらず坊主頭だった。バリカンを使って自分でカットしているらしい。手軽でいいよ、やってみたらー、と勧められた。

なんとなく羨ましくなって、日本にいる間に、秋葉原のヨドバシカメラで、ナショナルのセルフヘアカッターというのを買ってしまった。(そのままアメリカに持ってきた。)

で、最近髪が伸びてきたので、さっそく昨日、それを使って刈ってみました。

結論を言うと、なかなか、取扱説明書にモデルででているお兄ちゃんのようにきれいには刈れないですね。側面にムラができて、むしろコボちゃんに近いかも。しかも、僕は手鏡を持っていないので、後ろがどうなっているのか確認できない。

まあ、でも、手軽なのは確かにいいです。興味ある人はトライしてみてください。

投稿者 sfujisawa : 22:33 | コメント (0)

2005年10月12日

鼻水

先週末からずっと雨続きで、最近は気温が10度前後まで低下。おかげで、鼻水とくしゃみが止まらなくて困る。別に風邪と言うほどでもないので別にいいのだが、ただラットのトレイニングの時に困る。どうも僕のラット君は音に敏感で、トレイニング中に僕が鼻をズズッとすすると、ラット君はビクッとしてキョトンとした顔をされてしまう。くしゃみなどしようものなら、ビヨンと飛び跳ねてびっくりする。吉本新喜劇か、っていうぐらいリアクションでかい。仕方ないのでトレイニング中は鼻水もくしゃみも我慢せざるを得なくて、けっこうくるしい。鼻炎スプレーが必要かもね。

投稿者 sfujisawa : 21:26 | コメント (2)

2005年10月11日

エディター来訪

先日、ギューリーから、「Important」というタイトルのメールが送られてくる。「11日に Nature Neuroscience の Editorのナラシムハン博士がうちのラボに訪問に来るので、印象を良くするために当日はみんなactiveに実験しててね。」お客さん来るときにがんばるのはどこのラボも同じらしい。。

さて、NN のEditorとはどんな人かと思いきや、けっこう若いのでびっくりした。どうも、Nature系は専任の職業 Editor が Editional workをするみたいですね。

夕方、30分間ほど、ナラシムハン博士が NN の Editional workについてトーク。NNは月に170報ほどの投稿があり、そのうち70%が一発reject、最終的な採択率は10%程度とか。あとは選考基準や(Reject後の) Appeal letterを書くときの注意点などの話。笑えたのが、「こんなAppeal letterを受け取ったことがあります」と言って見せてくれたletterで、ナラシムハン博士宛で「I'm afraid you are nuts.」と一行だけ書かれたletter(署名入り)。気持ちは分かるけどね。。

投稿者 sfujisawa : 22:08 | コメント (0)

2005年10月10日

週末

週末は、マンハッタンでテロ予告の情報(けんじさんに教えてもらった)があったので、しかも土日はずっと雨だったため、家にずっと滞在。家事と読書にいそしんだ週末でした。気温もこの雨でぐっと下がってきた模様。さすがに半袖では寒くなってきたので、段ボールから長袖を引っ張り出してきたり。ところで、マンハッタンは特に何事もなくまあよかったわけですが、無かったら無かったでまたいろいろ問題があるらしい。

投稿者 sfujisawa : 20:46 | コメント (0)

2005年10月06日

ラット祭り?

今日朝大学に着くと、巨大ラットのバルーンが出現していた。近くで何かプラカード持ったヒトがたくさんいたから、何かのキャンペーンだったのかな?でも、プラカードの字が小さすぎて、何のキャンペーンなのかは分からなかった。なんか効率の悪いキャンペーンだ。

ratballoon.jpg

話は変わりますが、CNNのあほネタのページ

投稿者 sfujisawa : 20:55 | コメント (0)

2005年10月03日

食あたり?

日本で生ものを食い過ぎたせいか、どうやら腹を下した様子。飛行機に乗って帰米し始めるあたりから腹の調子は下り坂。セイロガンを飲みまくってみるも、いっこうに効かず。週末は腹痛と時差ぼけがピークになって、一日中ベッドに倒れ込んでいる始末であった。今日はなんとか起きあがって大学には行ったが、未だに腹痛てー。読むべき論文もたまってきているのだが、未だ本調子ならず。。むーん。

投稿者 sfujisawa : 20:41 | コメント (0)

2005年09月30日

帰米

今日、日本での面接試験&休暇を終えて、コンチネンタル008便でアメリカへ帰る。日本でお会いした皆様、平日だというのに相手をしていただいて、ありがとうございました。
さて、今回もアメリカへの入国審査でトラブル。J1-VISA待遇で入国するためには、パスポート+VISA+DS2019が必要なのだが、入国審査時に、DS2019をFort Leeの自宅に置き忘れてきたことに気づく。やばぃ! 焦って入国審査官のにいちゃんに弁明すると、「じゃあ special inspection を受けてくれ」と言われて、別室へ移動させられる。

まずいなー、入国拒否されるかなー、とびくびくしていたが、別室では軽く叱られただけで、とりあえず仮の I-94 (一ヶ月のみ有効)を発行してくれた。DS2019を後から移民局に郵送すれば、正式なI-94を発行してくれるらしい。(たぶん発行までには相当時間がかかるだろうけど。)

それにしても、I-94絡みでよくトラブるなぁ。。まあ、今回は悪いのは僕なんだけどね。

投稿者 sfujisawa : 22:28 | コメント (0)

2005年09月21日

コンチネンタル

今日は、センター主催のセミナーで、演者はブザキ研最大のライバル(?)であるMcNaughton。内容はplace fieldについての話で、今までのreview的な内容から最近の論文の内容まで。話を聞いたかんじでは、なんとなくこれからMoserラボとつながりが強くなっていくのかな、という印象を受けた。それにしても、最近、毎日セミナーを受けているような気がする。

さて、明日は一時帰国のためのフライトである。

僕は、マイレッジをコンチネンタル航空でためている。コンチネンタルの拠点はニューアーク(とヒューストン)だから、ニューアーク-東京間の直行便があり便利だからである。

しかし、今回はチケットを買うのが少し遅かったみたいで、直行便が売り切れていた。

別にコンチネンタルはこだわるほどたいした航空会社でもないのだが、マイルを貯めて、エコノミーをビジネスクラスに格上げしてもらうのが僕の長年の夢なのである(←えらい小市民的な夢ですが。。)というわけで何が何でもコンチネンタルでチケットを探したところ、結局、ヒューストン経由で帰ることになった。えらい南回りの上に、出発時間が早朝なので、明日朝4時に出発しないといけない。しかも、ハリケーン・リタが接近中!?

でも、マイルがたまるからいいのです。

投稿者 sfujisawa : 22:26 | コメント (0)

2005年09月20日

セミナ

今日のラボセミナーは、Brunelのトーク。Brunelは先週末のNYUのシンポジウムでも来ていたが、彼はわざわざフランスから来ているので、おそらくNYUのシンポジウムのついでにNY周辺の大学を訪問しているのであろう。今日のトークは、小脳パーセプトロンの話。このNeuron論文の内容。この内容ならついていけるだろう、と思っていたが、途中、数式をフォローしきれなくなってから、挫折。全く話についていけくなった。むーん。。

それにしてもラボの半分ぐらいのメンバーはきちんと理解していたので、ちょっとくやしい。

投稿者 sfujisawa : 21:30 | コメント (0)

2005年09月19日

キンコース

来週、あるfellowshipの面接審査が東京である。東海岸から東京まで12時間かけてのフライトはけっこうキツイが、でもまあ、一時帰国できるのでそんなにイヤでもない。

さて、その面接審査には、A0のポスターが必要らしい。うちのセンターには、A0が印刷できるような大判プリンターは置いていない。A4を16枚印刷してつなぎ合わせる、という手もあるが、面接経験者に聞いたところによると、面接時は時間が短いために16枚もちまちま貼っていると、面接官に焦らされるらしい。

さてどうしようかと思ってけんじさんに相談したところ、Fedex-kinko'sという店を教えてくれた。東京にも何店か支店があって、A0などの大判プリントなどのサービスをやってる店らしい。しかもオンラインでファイルが送れて、ポスターの受け取りは現地でできるらしい。これは便利、ということで、さっそくイラストレータで作ったA0ポスターファイルをオンラインで東京のKinko's支店に送って、見積もりを依頼したところ、なんと金額は1万円!高い。。2~3000円かと思ったのに。さてどうしたものか。。

投稿者 sfujisawa : 22:30 | コメント (0)

2005年09月18日

シンポジウム2

今日もシンポジウムに参加。今日の発表者は、Sompolinsky、Treves、Dayan、Brody。Sompolinkyは、10年ほど前まではHopfieldネットワークをやってた人。今日は、パーセプトロンの発展型の、「Temporotron」(なんか、パーセプトロンに時間情報を入れたらしい)について発表していた。Trevesっていう人は、いままで知らなかった。話しの内容は全く理解できず。チョムスキーの話とかしてたから、言語系の話しらしかったのだが、話しの前提がまったく分からず、1スライドたりとも理解できなかった。。Dayanもえらい抽象的で全くついて行けなかった。Brodyは、Romoと共同研究でやっている、これ系の話し。

まとめると、今回のシンポジウムは、理解不能の部分が7割以上あった。うーむ、むずい。。

それにしても、土日にシンポジウムがあると、洗濯と買い物(いつも週末にまとめてやっている)に行けないので少し困る。。

投稿者 sfujisawa : 21:22 | コメント (0)

2005年09月17日

シンポジウム

この土日はNewYorkUnivで、Theoretical Neuroscience のシンポジウムがあるので、出席してみる。朝早起きしてマンハッタンへ。NYUはマンハッタンの南部にあり、バスと地下鉄で45分ほどで到着。しかし、印刷して持ってきた地図が、どうも会場とは別の建物の地図だったらしく、NYU内で会場が分からず迷ってしまう。しかも途中でえらくトイレに行きたくなって、夢中で周辺を探しまくる。15分ぐらいで会場を発見し、速攻でレジストレーションをすませてトイレに駆け込む、といったかんじでした。

結構ラボのメンバーも来てたみたい。けんじさんとしゅうぞうさんも来てました。発表者はなかなか豪華なメンバー。今日は、Hopfield、Ermentrout、Brunel、Destexheの4人。

Hopfieldは、今日はこの論文系のはなし。完全にはfollowできなかったので、ちょっと勉強して後日またまとめてみます。Hopfieldは今日実物を初めて見たのですが、ひょろっと背が高くて、目のくりくりしたおじいちゃんでした。さすがに彼の発表やコメントにはみんな一目おいて真剣に聴いていました。なんとなく、日本の神経科学会での甘利先生的な位置、みたいなかんじ。しまった、サインもらっとけばよかったかなー。。(←ミーハー)

Ermentroutは、たしか昔はSelf-organization mapとかやってたような記憶があるのだが、今日は、phase resetting curve(PRC)の話し。このPRCが、結局何のことで、何の役に立つのか分からなくて、話しについて行けなかった。途中うたたねしてしまう。ちょっと自己嫌悪。

Brunelはこの論文(このエントリ参考)の話。Brunelは思ったよりも若かったです、

Destexheのみは、実験の話し。主に、コンダクタンスとノイズについて。このNRNの話しをベースに、最近のデータを加えて話しをしてました。まだもうしばらくこの方向性を続けるみたいな感じでした。そういえば今日しゅうぞうさんに教えてもらったのだが、Destexheは最近こんなJNP論文(ネコ、イントラでのUP-DOWN)を出してたらしい。見落としていた。。(それにしてもこの充実した内容でJNPっていうのが、また彼のすごいところです。。)

投稿者 sfujisawa : 22:19 | コメント (0)

2005年09月15日

講習会

今日は、実験動物利用の講習会を受けてきた。この講習会は、動物を利用する人は必ず受けないのだが、ごくたまにしか開催されないので、受講する機会を今まで逃していた。

今日の参加者は3人で、他の二人は若手のPI(ラボのリーダー)だった。アメリカでは実験動物の利用は、連邦法の規制の対象になっているらしく、変なことをやっているのが発覚したら、即座に実験を休止されられるらしい。なので、PIの二人はことさら熱心で、質問しまくっていた。(おかげで、予定では1時間半の講習会が、2時間半近くかかってた。。)僕は例のごとく英語が聞き取れなくてついていけなかったのだが、アメリカではこの辺のことは結構まじめみたいだということは分かりました。

投稿者 sfujisawa : 22:43 | コメント (0)

2005年09月14日

セミナ

今日は夕方からセミナー。内容は、ショーンの発表練習。今年ショーンは院の5年目で、一年後にthesis defence(学位審査)をするらしい。で、うちの大学ではthesis defenceの一年前に、「proposal」という発表があり、学位審査研究の内容(計画を含む)を、学位審査の審査員となる教授陣の前でプレゼンテーションをしなければいけないらしい。今日はそのpraposal用の発表練習。

発表時間は50分ぐらい。長い。。僕の博士審査のときは、発表時間は20分しかもらえなかったぞ。こちらではじっくり時間をとって発表させてもらえるみたいで、この辺は羨ましい。

ショーンのプレゼンは、英語もスライドもわかりやすくて、なかなかでした。終了後はみんなでコメント大会。ギューリーは、スピーチのスピードがはやいのでもっとシンプルにして主張したいことをクリアに、というかんじのコメントをしてた。この辺は、日本でもアメリカでもあまり変わらないかな。明日もういちど発表練習するらしい。


話は変わりますが、ラットの脳のイラスト図を探してたら偶然見つけたのですが、脳をイメージしたドレス。エリ松居作。松本元先生とコラボらしいです。。そういえば昔、後輩のRが、ニューロサイエンス・ミーティングのおみやげに脳がでかでかとプリントされたデニム製のトートバッグ(会場で売っていた)を彼女に買って帰ったら、ひかれた、と言っていたのを思い出す。今度はこのドレスを試してみてください。

投稿者 sfujisawa : 21:41 | コメント (0)

2005年09月12日

MET

日曜日はマンハッタンのメトロポリタン美術館(MET)へ行く。Fort LeeのうちからMETへの行き方は、まずFort Leeのバス停からバスに乗り、ジョージ・ワシントン・ブリッジを渡って、マンハッタンのワシントン・ブリッジ・センターへ行く(約5分)。このセンターは、マンハッタンの北端に近い、178th St。ここからバス(M4)に乗って、ひたすら南下。METは 82nd Stだから、通り100本近くあって結構遠い。しかもバスは2-streetごとに停車するからかなりノロノロで、約1時間ぐらいかかる。

さて、バスで移動中、隣に座っていた白人のおじさんが突然、英語で僕に話しかけてきた。何を言ってるかよく分からなかったので、ぽかーんとしていると、そのおじさん、「Where are you from? Japan? ワタシニホンゴシャベレマスヨ」。おぉ、マジですか! 「ワタシはジョウチ大学でエイブンガクをおしえているのですヨ。あなたは観光客ですか?」 いや、留学してるんです。 「何の勉強しているんデスか?」 ブレインサイエンスです。 「ブレインサイエンス!?」 ええ、ラットの脳に電極さして信号を記録するようなことやってます。 「オォー!コワイことやってますネェ!」 よけいなおせわだ。

会話はそれでネタ切れになってしまったのだが、僕がこれからMETに行くことを伝えると、「じゃあ、ワタシもついていきます。」といって、一緒にMETに行くことに。変わったおじさんだなー、と思ってましたが、しかし展示室に入ってみると、ティエポロがどうのこうの、ティントレットがどうのこうのと語りはじめて、とけっこう絵に詳しいおじさんでびっくりいたしました。しかも、なぜかコーヒーをおごってもらいました。いいおじさんでありました。そのおじさんと、閉館時間まで絵を一緒に見たわけでありました。

とくにオチはないですけど、そんな週末でした。

話しは変わりますが、謝辞です。このページがどうやらグーグルでひっかかるようになったみたいです。皆様がリンクを張ってくれたおかげです。グーグルに登録してから3ヶ月目にしてようやくであります。ちなみに、google-pagerankは、0/10でした。。

投稿者 sfujisawa : 20:24 | コメント (0)

2005年09月09日

アスリート

今日エヴァが軽装でリュックを背負ってどこかに出かけていたので、どこに行くのかなと思っていたら、どうも週末、どこかのマラソン大会に出場らしい。マラソンって、40kmも走るの!?しかも、先週も別のフルマラソンに出場してたとか。ぴんぴんして仕事してたので全く気づかなかった。彼女は今慢性実験やってるのでそれだけでも大変なはずなのに。強い。。。

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ところで、New OrleansのKatrina被害ですが、Gardenerさんみずのとさんのページに感化されて私も微々たるものですがdonationしてみました。米赤十字ならOnlineでカードできます。みなさまもぜひ。

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2005年09月08日

プール

ラトガースにはドーム型のひときわ目立つ建物がある。前から気になっていたのだが、聞いたところでは、この建物はどうやらラトガースの体育館で、学生・職員は中の施設(プール、ジムなど)を自由に使っていいらしい。ということで、夕方、試しにプールに行ってみた。

新学期が始まって構内には人があふれているので混んでいるかなと予想してたのだが、プールはガラガラ。というか、泳いでいるのは僕ひとりだけ。。完全に貸し切り状態である。

ところで、このプール、レーンの半分は(飛び込みができるよう)水深が深くなっている(3mぐらい)。そこでは足がつかないので、泳ぎの下手な私としては溺れかねない。そういえば、東大の御殿下プールでは、水着の上にLLサイズのTシャツを着た筋肉質なおにいさん/おねえさんが、「溺れたらすぐにでも飛び込んで助けてやるぜ」的に、常にプールサイドをぐるぐる歩いて監視してくれているので安心して溺れることができた(?)のだが、ラトガースのプールのプールサイドでは監視員らしきぷよぷよのおばちゃんがダラーっと座っているだけ。溺れたとしても絶対助けてくれないに違いない。そういう意味では緊張感のあるプールである。

ひさびさのプールなので、300mも泳ぐとばててしまって、さっさと撤退。弱い。。


↑ゴールデン・ドーム体育館。体育館の左後方の窓ガラスが割れたビルは、例の廃墟ビルです。

投稿者 sfujisawa : 20:54 | コメント (0)

2005年09月07日

セミナ

今日はうちのセンター主催のNeurscienceセミナーで、Heidelberg大学のMonyerのトーク。背が高くてスタイルがよくて、えらいイロっぽいひとでありました。。名前を知らないなーと思ったが、調べたらどうも Gap junction の Connexin 36 のノックアウトとかやってた人で、そういえばこの論文は読んだ記憶がある。共同研究者もWhittington、Wolf Singer、Westbrook、Seeburg、Markram、ギューリー、・・と、けっこう顔が広いみたいね。今日のトークの内容は、gluR-Dのノックアウトやセロトニンの話など。

投稿者 sfujisawa : 20:19 | コメント (0)

2005年09月06日

セミナ

夕方からラボセミナー。今日はアソハンの文献紹介で、櫻井研の高橋さんのこの技術論文をピックアップ。ユニットを分離するのに、PCA(主成分分析)とICA(独立成分分析)のどちらがいいかという話しからはじまり、とにかくユニット分離に関するデータ解析法に関してみんなでディスカッション。こういうデータ解析系の話しにはみんな(特に、ギューリーが)アツくなるなるみたい。かなり盛り上がってた。しかし、この手の話しを早口の英語で議論してると、まったくついていけないですね。けっこう聞き逃した。 

ICAは僕はよく知らなかったのですが、イメージ的にはこんな感じかな。つまり、独立成分軸そのものがユニットに相当するわけですね。確かに便利かも。うちのラボではユニット分離はPCAを使っているが、演算部はすでにプログラム化されているので今までその辺はあまり深く考えてなかったが、やはりコードをきちんと読んで勉強しとかねば、と思った次第。

ところで、高橋さんは一年ほど前にブザキラボに3ヶ月ほど滞在なされてたみたいですね。ギューリーもいろいろ高橋さんの話をしてました。ラボのHPのアルバムに写真残ってますね。僕はまだお話ししたことがないのですが。

話しは変わりますが、昨日のエントリがpooneilさんのページで引用されてて、ちょっとうれしかったり。

投稿者 sfujisawa : 22:50 | コメント (0)

2005年09月05日

Labor day

今日はいつもより一時間寝坊してしまい、あわてて飛び起きて急いで家を出る。しかし、うちの一階の法律事務所は閉まっているし、道路もやけに空いている。ん?今日は休日か?なんか、前にもこんなことあったな。。大学に着いてみると、案の定、構内には人っ子ひとりいない。リスが楽しげに遊んでいた。。

ラボにはさすがに人はいたが、さすがにいつもよりは少なめ。慢性実験は先週ちょうど一匹終わったばっかりなので、今日は特に実験はなく、なんか休日の雰囲気に引きずられてちょっとBlog巡りなんかしてみたり。。いや、これではあかんと、ディスクワークに集中したりもしてみたんですけど、今日はあまりはかどらず。なんか不完全燃焼な一日でした。

それにしても、アメリカのカレンダーが欲しいのだけど、なかなか手に入らなくて困る。店で売っているのはもう来年のだし。

投稿者 sfujisawa : 20:19 | コメント (0)

2005年09月02日

Newark風景 (2)廃墟ビル

僕が渡米する前に、ニューアークはアメリカでも有数の治安が悪い街だ、といろいろな人からさんざん脅されていたので、はじめのうちはどんなに危険な都市なのかとびくびくしながら過ごしていた。しかし、どうやら最近は治安が少し向上したみたいで、夜にひとけの無い道を歩きさえしなかったら、そこまで危険なことはないみたいである。それでも、街の雰囲気はやっぱり荒っぽい。

特に、街の至る所にあって、すさんだ雰囲気を醸し出しているのが、廃墟ビル。虫食いのごとく窓ガラスが割れ、人の住んでる気配がしない。はじめのうちは何か怖かったが、慣れてくると、これも街の風物詩だと感じるようになる。


↑Halsey St.の廃墟ビル-S・KLEIN。
なんで改装して再利用しないんだろう。。


↑Broad St.の廃墟ビル。
Broad Stはニューアークでも一番の大通り(東京での新宿通り、京都での烏丸通り、岡山での桃太郎通りみたいな感じ)ですが、普通に廃墟ビルがあります。

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2005年09月01日

Newark風景 (1)跳ね上げ橋

今日はやたら大学に人が多かった。何事かと思ったが、9月1日だから今日から新学期なのね。ギューリーもやっと休暇から帰ってきて、研究室もすこし活気づいてきたみたい。(もっとも、ボスがいようがいまいが、みんなマイペースなのですが。)

今日も特にネタがないので、暇なときにちょくちょく撮っているニューアークの写真でも載せておきます。


↑ニューアークの風物詩、機械式跳ね上げ橋。
ニューアークを流れる Passaic 川に架かっている橋には、跳ね上げ橋や回転橋が多い。ニューアークは昔は海運で栄えた街なのかな?橋自体は今も車の道路や電車の鉄橋として普通に使われているが、パカッと橋が開くところはまだ見たことがない。


↑Draw Bridge(っていう名前の跳ね上げ橋)と回転橋(手前)。Draw Bridgeは280号線に組み込まれていて、僕も毎日通っている。

投稿者 sfujisawa : 22:06 | コメント (0)

2005年08月29日

美容院

髪の毛がのびてカメの子たわしのごとくなってきたので、週末、散髪に行くことにする。今回は、しゅうぞうさんのおすすめで、日本人がやってるアカネサロンという美容院に行ってみた。さすが人気の美容院だけあって、えらいこぎれいな髪型にしてくれました。もっとも、すぐに小汚くなってしまうので猫に小判(?)なのですが。。

ところで、美容院というところは、美容師さんと世間話をしないといけない(?)ので、自然なトークが苦手な私としてはすこし大変であります。(東京にいたときはずっと生協の床屋を使っていて、むすっとしたオッチャンが無言で刈ってくれてたから、ほぼトークは必要ありませんでした。)途中、話題が無くなって、「脳」トークとかしてしまったのですが、よかったのですかね?(美容師さんちょっとひいてたから、間違いだったかもしれないです。。)

投稿者 sfujisawa : 20:42 | コメント (0)

2005年08月26日

申請書かき

今日は上原記念財団の海外留学助成の申請書書きなど。なんとか仕上がったので明日にでも郵送しよう。上原は去年も応募したかったのだが、去年は学内審査で落とされてしまった。学部でひとりしか応募できない、っていう制限はけっこうきついですよね。しかも薬学部での審査方法が「学部長の独断によって決める」という決め方で、当時の学部長が有機系の教授だったから、これはさすがにきつかった。。今年は海外からの応募なので、「学部でひとり」という制限もなく、安心して応募できます。

投稿者 sfujisawa : 22:35 | コメント (0)

2005年08月25日

シェア

うちのラボでは、ラット慢性記録用の実験室は3部屋あるのだが、ラット慢性実験を行っているポスドク&院生はいま8人ほどいるので、シェアして使っている。僕の使っている実験室は、けんじさんとエヴァと僕の3人でシェアしている。先週は僕ひとりしか実験室を使ってなかったのだが、今週はエヴァが慢性電極埋め込み手術をしたので今週からエヴァとシェアである。

さて、先週、測定用ケーブルをラットに噛まれて壊してしまった話しは書いたが、ケーブル作製は数時間かかるそうとうめんどくさい作業である。ちょうど1本予備があったし、めんどくさい仕事は後回しにする、という僕の悪癖から、ケーブル作製はほったらかしにしていた。

しかし、どうやら今週からのエヴァの実験で、実はケーブルがもう一本必要であるらしいことが分かった。普段はとても親切なエヴァなのだが、「シゲヨシ、新しいケーブルはいつ作ってくれるの?」とすこしいらいらしている様子。ちょっとこわくなってきたので、今日は夕方からせっせとケーブルを作製しました。

実験部屋・器具をシェアしてるんだから言われなくても壊したものはすぐ補充しなきゃ、ですね。ちょっと反省。あと実験部屋を散らかす悪癖も直さなくては。。

でもケーブル作りは途中で疲れたので続きは明日することに。とことんダメ人間なのでした。。

投稿者 sfujisawa : 21:55 | コメント (0)

2005年08月23日

自分セミナー

今日はラボセミナーで自分の最近の論文の紹介をする。ギューリーは休暇中でいないので、やや軽めに。スライドは使わずに、論文を配って簡単なtalk。途中、キャロリンとアントンでデータの解釈の違いで議論が始まって、僕はついていけずに口を開けてポカンとしてしまうこともありましたが(自分の論文なのに)、それでも、まあまあ皆さんに楽しんでいただけたみたいです。

投稿者 sfujisawa : 21:41 | コメント (0)

2005年08月22日

統合脳(出てないけど)

日曜日まで統合脳だったのですね。出席された方、お疲れ様です。また感想など聞かせてください。ギューリーも今日、日本から帰ってきたみたいです。トーキョー、あちー!って言ってました。

がや先生もシンポジウムでギューリーに会ったらしいです。(がや先生から聞きました。)ギューリーは、「シゲはいつもお辞儀をしている」って笑ってたとか。うーん、自分ではそんなにお辞儀をしているつもりはないのだが、つい癖ででてしまっているらしい。。

投稿者 sfujisawa : 21:05 | コメント (0)

2005年08月18日

セミナ

うちのラボのセミナーは、けっこうのんびりしている。こぢんまりしたセミナー室でみんなでコーヒーを飲みながら、発表者のtalkにみんなでつっこみを入れていく。1時間ぐらい。セミナーというよりは、談話に近いかな。発表者は任意で、発表したい人が一週間前までにセミナー係に伝える。内容は何をやってもいいのだが、だいたいJournal clubが多い。僕としては強制的に研究報告をセミナーでしてほしいとも思うのだが、そのへんはまあラボのカラーというものか。

さて、僕はいままで特にセミナーで発表者にならずにみんなの話を聞いているだけだったのだが、昨日、セミナー係のエヴァが、「シゲヨシ、来週か再来週あたりに前のラボでやってたことをセミナーで発表しない?」と振ってきた。ふつうに「うん、いいよ」と答えたが、内心、ちょと焦っている。あの複雑でごちゃごちゃした内容を、うまく英語で説明できるかしら? Scale freeの話とか4次関数ポテンシャルの話とか、どう説明すればいいんだ?普段から英語の勉強をきちんとしてないから、こういうときに困ってしまう。

投稿者 sfujisawa : 22:24 | コメント (0)

2005年08月16日

夜景

Fort Leeの自宅からNewarkの大学までは、有料(1ドル)の高速を使うと20分ぐらい、下道だと40分ぐらいである。朝は有料の高速を使うのが早くて便利なのだが、帰りは最近は下道でのんびりドライブして帰ることにしている。これがけっこう楽しい。

一昨日、夜景がとてもきれいな道を発見した。Newarkから3号線でハドソン川に突き当たるまで東進し、ハドソン川の西岸の「Kennedy通り」を北上して帰るコースである。

高速道路からだとマンハッタンはけっこう遠くて、エンパイアー・ステート・ビルがかすかに見えるぐらいなのだが、このKennedy通りでは、マンハッタンの摩天楼がハドソン川の対岸に間近にせまっていて迫力がある。胸がつまるほどキレイな夜景である。

この道はけっこう有名なスポットなのかな?夜10時過ぎでもKennedy通りには路駐の車がびっしりと並んでいる。道路脇が公園歩道みたいになってて、アベックたち(←表現が古い?)もけっうぶらぶらしてます。

Newarkにお越しの際はご案内いたします。


「NewYorkの夜」 Georgia O'Keeffe 1929

投稿者 sfujisawa : 22:48 | コメント (0)

2005年08月15日

車両保険

NJ州では、車両保険(車両の盗難や破損に対する保険)に加入する場合、加入後30日以内に簡易車検を受けなければいけない。ただ、新車の場合は30日以内であればディーラーの領収書のコピーでもよい、ということになっている。

そのことは知っていたのだが、すっかり忘れていた。先週末にAIG(保険会社)から、「車検の証明書あるいはディーラーの領収書を受け取っていません。これを受け取らない間は保険はかかってないことになっているので悪しからず。ちなみに30日を過ぎているのでもうディーラー領収書ではダメです。ちゃんと簡易車検を受けてください。」という手紙を受け取る。

さすがにこれには焦る。しかし、簡易車検ってどうやって受ければいいんだ?とりあえずAIGのホームページで調べてみると、Fort Leeでは近所の「Lukoil」というところで受けられることが分かった。それで、土曜の朝に早速行くことにする。

「Lukoil」のいうのは整備工場かな、と思って行ってみると、たんなるガソリンスタンドだった。ホントにここか?と思いつつ車を端の方に止めて事務所の方に行ってみると、アラブ系のテンションの高いオッチャンが対応してくれた。「お、inspectionか?じゃあ、このチェック用紙に車の装備とか傷のありなしとかをチェックして書き込んでくれ。」って、僕が自分で検査するんかい!。。適当にチェックして用紙を渡すと、オッチャンは車の写真をSonyのデジカメで3枚ほどぱちぱちとって、「これで終わりよー。これをAIGにFAXしてね。」といって、チェック用紙のカーボンコピーを渡された。所要時間10分ほど。あっさりと終わって良かった。(しかしこんな書類はホントに必要なのか?)

それにしても、書類の送り忘れはうかつであった。今回はなんとかあっさり終わったから良かったものの、こんな管理能力のなさでアメリカで今後やっていけるのかなー、と少しへこんだ週末でありました。

投稿者 sfujisawa : 22:17 | コメント (0)

2005年08月12日

海外学振

今年の4月に、来年度の海外学振を申請していたのだが、きのう審査の結果の連絡が来た。どうやら一次審査はパスしたようだ。やったね。申請の文章はぐだぐだだったような気するが、ギューリーの推薦状が効いたのかな。現在の私の給料はギューリーのグラントからだしてもらってて大変申し訳ないので、来年度こそはなんとか採用されたいところ。

二次審査は面接試験で、9月下旬に日本でやるので、一時帰国しなければならない。また片道12時間のフライトか。。

投稿者 sfujisawa : 22:05 | コメント (0)

2005年08月09日

淡々

実験がはじまりだすと、生活は平凡になってしまう。しかも、うちのラボのコンピューターのシステム管理者のジョンがいま休暇を取っているため、この間クラッシュした僕のハードディスクが復旧しない。おかげでデータ整理もできずに(データが大きいためデータ整理にはある程度のハードディスク容量が必要)、ほんとに最近は実験以外はなにもすることがない。大学に行って、実験室にこもって淡々とデータを記録して、帰宅する毎日である。こうなってくるとアメリカにいても日本にいても大差ない。何が言いたいかというと、日記に書くことが無くて困る、ということです。要するに、ネタ切れということですね。今後日記の更新をさぼってたら、ネタが枯渇したものと思ってください。

投稿者 sfujisawa : 21:43 | コメント (0)

2005年08月05日

トイレの話し

一昨年のSfNでりゅうたさんと競い合うかのごとくホテルのトイレを詰まらせまくった経験があるので、アメリカのトイレの詰まりやすさは身にしみてしまっている。おかげで、今の部屋のトイレは気をつけて使っているので、いまのところまだ詰まったことはない。

しかし、2週間前ぐらいから、うちのトイレの給水がいつまでたってもストップしない、という不具合が出てきた。原因を調べるためトイレの給水タンクのフタを開けて確認してみると、浮き(水がたまると浮力で持ち上がって給水をストップさせる浮き)がなぜか自然にはうまく持ち上がらなくなっているのが原因だった。老朽化のせいかな。

おかげで、給水を止めようと思ったら、毎回タンクのふたを開けて手作業で浮きを持ち上げてやらないといけない。けっこうめんどくさいが、業者さんを呼ぶほどの不都合でもない。困ったものである。

アメリカではこういった水回り系の不都合が多いなぁ。話しは変わるが、数日前、けんじさんの家のトイレも詰まったらしくて、「トイレのパコパコするやつどこに売ってるか知らへん?」と聞かれた。それはもう「トイレは詰まるに違いない」という危機感から調査済みであったので、鼻をひくひくさせながら自慢げに、「それはプランジャーという名前で、46号線のPath Markでは1ドルで売ってますよ」と即答すると、「おぉー!!さすが!」といって尊敬されました。薬学博士ならぬトイレ博士ですな。

すいません、全くどうでもいい話です。

投稿者 sfujisawa : 22:31 | コメント (0)

2005年08月02日

スピード注意

いつも通勤(通学?)に使っている95号線(ハイウェイ)は、広々とした湿地帯を直線に突っ切ってのびていて、ついついスピードを出したくなってしまう。

一週間ぐらい前のはなし。夜も9時をすぎて95号線には車もほとんど走ってなく、僕の車の他には、僕の後ろの位置に一台いるだけであった。道路にはその2台だけ。というわけで、制限速度は55マイルなのだが、75マイルぐらい出して気持ちよく運転していた(1マイル=1.6キロ)。僕の後ろの車もほぼ同じ速度で運転していた。

そのスピードとその車との位置関係を保ったまま1分間ほど走ったところで、いきなり、その車がサイレンを一回、鳴らしてきた。「ウィーン!」。ゲゲッ、後ろにいた車はパトカーだったのか!?(アメリカのパトカーは「ピーポーピーポー」ではなく「ウィーンウィーン」。)サイレンを鳴らした後、そのパトカーはそのまま加速して僕の車を追い抜かして過ぎ去って行った。。

さて、あの「ウィーン!」はどういう意味だったのだろう?「おまえスピードだしすぎだよーん」っていう意味の単なる警告なのか、「おまえスピード違反やん!ナンバー控えたからあとで違反切符を送りつけてやるよーん」っていう宣告なのか?スピード違反でも、20マイル以上だとNJ州では罰金だけでは済まずに免停になったような気がする。Fort LeeからNewarkへの交通手段は車以外無いに等しいので、免停になったらホントしゃれにならない。。

それ以来、警察からなにか手紙が来ないかどうか、毎日びくびくして過ごしている。いまのところまだ警察からは音沙汰はない。

投稿者 sfujisawa : 21:47 | コメント (0)

2005年07月26日

セミナー

今日のラボ・セミナーは、Dr Chklovskiiがトークをしてくれた。聞いたことないなと思ってたら、このPLoS論文(Cortexスライスで4本パッチを800組(!)記録して、cortexでのネットワークのつながり方を調べた論文)の著者だった。Cold Spring Harbor Labの若手PIみたい。トークの内容はPLoS論文そのものだった。

投稿者 sfujisawa : 16:42 | コメント (0)

2005年07月22日

海馬露出手術

次の実験で、ventral側の海馬に電極を挿そうかと思っているのだが、海馬は「つ」の字型に3次元構造をとっているので、ventralにはどのように刺せばいいのかは幾何的にけっこう難しい問題である。そのへんを、ギューリーに相談に行ったら、「じゃあ、いらないラットを使って、海馬の3次元構造を実際見てみようか」といって、Neocortex吸引による海馬露出手術を実演してくれることになった。

さっそくいらないラットに麻酔をかけて手術台にセットしてギューリーに交代。ギューリーは口笛を吹きながらさくさくと手術をする。頭蓋骨を開いて、慣れた手つきでNeocortexをアスピレータですばやく吸い取ると、きれいに海馬が見えるようになった。「海馬は立体的にはこうなっているのよ。じゃあ、あとは自分でいろいろ検討してみて」といって去っていった。

ギューリーのこういうフットワークの軽さは良い。すごい勉強になる。

投稿者 sfujisawa : 22:12 | コメント (0)

2005年07月21日

電話は困る(2)

電話は分からんという話し、その2。文脈の分からない英語の電話は全く分からないという話し。

先週のある日の朝方、誰かから電話がかかってくる。男性が早口で、なにかしゃべっているのだが、英語がまったく聞き取れない。何の電話かすら分からない。何回か聞き直して、「drunk」「drive」「donation」の3単語だけは聞き取れたけど、文脈は全く分からない。単語から、何か運転関係の寄付の話しかな、ということは何となく分かってきたが、運転関係だと、無下にNoと言ってしまうのは怖い。そもそも誰からかかってきているのかが分からない。新規のナンバープレートを登録したので、陸運局かな?よく分からんからとりあえずMailを送ってくれ、と頼んだ。

数日後、手紙が送られてきた。どうも手紙を読んでみると、依頼主は警察で、飲酒運転撲滅のための寄付をしてくれ、という内容だった。寄付(20ドル)の振り込み用紙と、ワッペン・シール(車に貼る用)が同封されていた。なんか警察関係でちょっと怖いから、とりあえず言われたとおり寄付を振り込んどいた。「No!」と言えない日本人の代表ね。

後日、けんじさんに聞いてみると、この寄付は、どうも退官した警察官を補助する系の寄付らしい、ということが分かった。このワッペンシールを貼っておけば駐車違反の取り締まりで見逃される確率が高くなるらしいとか。

投稿者 sfujisawa : 22:02 | コメント (0)

2005年07月20日

電話は困る

アメリカでは、なにか問題があったときは、電話で抗議するのが一般的である。書類等にも、「問題があったときは、1-800-XXXXXXXまで電話してね」と必ず書いてある。しかし、電話というのは、英語がしゃべれない人間にとっては非常にやっかいなシロモノである。

このまえ、Wachovia(銀行)のInternet banking に Online登録しようと思ったら、エラーがでてうまくいかなかった。(アメリカの銀行では、通帳がないかわりに、Internet banking でネット上で自分の口座の収支の明細が確認できる。)Internet banking はやはり必要なので、仕方ないので Wachiviaのカスタマーサービスに電話する。

Wachiviaのオペレーターのおネエちゃんが電話に出てくる。はじめの方は、名前の確認とか口座番号の確認とかエラーの状況(エラー番号)の確認とかで、なんとかついて行けたが、途中からしだいに分からない単語が増えはじめて、何言ってんのか分かんなくなってくる。オペレーターはまあいい人で、何回も何回も聞き直しても親切にもう一度言い直してくれる。それでもなかなか分からないでオロオロしていると、オペレータの人が、ちょっと待っててねー、といって、待受け音楽に切り替えられた。しばらく待っていると、日本人の通訳の人が出てきて、Wachoviaのオペレーターと、通訳さんと、僕の3人で電話の会話ができるモードに切り替えてくれた。

うーん、悔しーなー、と思いつつ、ちょっとほっとしてしまう。その後は、会話はスムーズに進行。(当然ですが。。)結局、30分電話でやりとりして、ようやくInternet banking が使えるようになった。

すこし話しがごちゃごちゃしてますが、まあ、英語の電話は難しい、という話しです。それにしても何で日本人って分かったんだろう?別に日本人って言ってないのに。。

投稿者 sfujisawa : 20:48 | コメント (0)

2005年07月19日

トレーラー

アメリカのトレーラーはやたらにでかくて長い。電車の一両分ぐらいありそう。並走して走ると巻き込まれそうでけっこう怖い。

今日朝、大学へ行く途中、ハイウェイ80号線の入り口が封鎖されていた。なんでだろうとおもってのぞいて見ると、ハイウェイの入り口のカーブでトレーラーが横転していた。。トレーラーが長すぎて曲がりきれなかったんだな。。

そういえば、しゅうぞうさんも以前、同じような光景を見た、と言ってはった。アメリカではトレーラーがカーブを曲がりきれずに横転してしまうのは日常茶飯事らしい。

投稿者 sfujisawa : 22:13 | コメント (0)

2005年07月18日

MoMAとMET

だいぶん生活も落ち着いてきたので、週末ぼちぼちマンハッタンへと繰り出してみる。Fort Leeからマンハッタンまでは、バスで1ドル。けっこうお手軽。

まずは MoMA へ。期待して行ったのだが、少し期待はずれだった。MoMAは、絵はもちろん一級品なのだが、キュレーション(展示する絵画の選択、配置、照明などのプロデュースのこと)がいまいちだった。たとえば、ピカソとフランシス・ベーコンの絵を並置したりとか、ドナルドジャッドを狭い部屋に展示したりとか、何かそれぞれの絵のオーラを相殺するような配置が多かった。(モネとクーニングの並置はちょっとおもしろかったけど。)キュレーションがいまいちだと、絵がいくら良くても楽しめない。一級品の日本酒と一級品のケーキを同時に食べさされるようなもの。ちょっとがっかり。。

そのまま帰るのもなんだったので、ついでにメトロポリタン美術館にも寄る。METのキュレーションのほうはすごかった。近・現代美術でも、MoMAよりキュレーションの格が相当高かった。特に、絵画の配置が絶妙。

例えば、下の図のような展示室の場合、A室にいるときに B室の(a)の壁面の絵画は見えてしまう。ここで、(a)に A室の主題と関連しつつ目立つ絵画を配置し、(b)には、B室の主題となる絵画でかつ(a)の絵画と関連が深いものを配置する。

A室.gif

つまり、観客は、(a)の絵のおかげで、A室の世界から自然にB室に引き込まれるが、B室に入って後ろを振り返って(b)の絵を見た瞬間に、A室とは全く違うB室の世界に引き込まれる。で、(b)の位置にどんな絵画が置いてあるかは実際に見るまでは全く想像がつかないのだが、いったん(b)の絵画を見ると、たちどころにB室の主題が感じ取れる、そういう絵画を配している。

とにかく、METのキュレーションは配置から照明、壁の色まで完全に計算し尽くされていて、安心して楽しめました。(そんなのどうでもいいじゃん、って言われそうだけど、絵画マニアには重要なことなのです!)


↑ METは改装中。

投稿者 sfujisawa : 22:32 | コメント (0)

2005年07月15日

ハーゲンダッツとプランジャーが安いアメリカ

アメリカの物価は、基本的には日本とそんなに変わらないが、安いものは異常に安い。近所に Path Mark というチェーンの巨大スーパーマーケットがあるのだが、このなかをぶらぶら歩いていると、安いものがいろいろ見つかっておもしろい。

安いもののひとつは、アイスクリーム。ハーゲンダッツの大きいカップのやつ(日本で買うと7~800円するやつ)が、2ドルちょいで売ってる。これはけっこううれしい。有名メーカー品でなくてよければ、5ドルでバケツ(!)にいっぱい入ったアイスが買える。ひとりで食べるなら、ひと夏どころか数年はもちそう。

あと、トイレが詰まったときに使う、プランジャー(plunger)(←この名前はがや先生の奥さまに教えていただいた)が異常に安い。この前、店の前に山積みされていて、値段は 1ドルだった。安!!アメリカのトイレは詰まりやすいから需要が多いんだねー。

ところで、「トイレを詰まらせる」は "clog the toilet"らしいです。りゅうたさん、今度使ってみてください。

投稿者 sfujisawa : 19:22 | コメント (0)

2005年07月14日

メンバーさん

ニューヨークの美術館は、入館料が高い。メトロポリタン美術館(MET)は 15ドル、MoMAは 20ドル。いちげんさんだと思って、ぼったくってますな。東京国立博物館なんか、常設展は130円(!)だぞ。(ちなみに、METは、コロンビア大学のIDカードを見せれば無料で入れるらしく、がや先生はいつもタダで入ってたとか。さすがコロンビア大。当然、RutgersのIDカードにはそんな効力はない(涙)。)

この値段だと、もし年に何回も行くのであれば、メンバーになった方が安い。ということで、METのメンバーになることにした。僕が入会したのは「個人メンバー」で、年会費85ドル。メンバーになれば、入館はフリーパスなので、3~4回行けば、もとがとれる。さらに、美術館のショップでの割引や、夏の週末だけ会員専用レストランが使える、なども特典としてついているので、けっこう楽しめるかも。

ちなみに、メンバーにはいろいろなレベルがあって、45ドルの「学生メンバー」から、10,000ドル(!)の「パトロンメンバー」までと、幅広い。METは美術館としての顔のほかに、ハイソ向けの社交場、としての顔も持っている。上級のメンバーになると、METで開かれる特別コンサートにご招待、とか、METの特別室で個人パーティーを開ける、などの特典がある。寄付してもらう代わりに、ハイソな空間を提供しますよ、というわけですな。こういうのって、アメリカっぽいね。

投稿者 sfujisawa : 21:48 | コメント (0)

2005年07月13日

FAX

かずさんのムービングセールで、SHARPのFAX電話機と保湿器を安く売っていただいた。アメリカの冬は相当乾燥するらしく、保湿器は必須らしい。濡れたタオルを軽し絞っておいておくだけですぐ乾いてしまうぐらい、乾燥してしまうとか。

投稿者 sfujisawa : 22:29 | コメント (0)

2005年07月12日

ハンガリー・トリオ

Freund教授が昨日からラボに遊びに来てて、今日の午後、セミナーを開いてくれた。ギューリーとフロイントとソモジーの「ハンガリー・トリオ」(←僕が勝手に名付けた)は、海馬のインターニューロン研究で世界をリードしてるね。どんな人かと思ったら、大柄でのっそりしてて、目つきが鋭くて一見ちょっと怖い感じの。カナダの山奥でフライフィッシングをしてそうなイメージ。今日はカンナビノイドとインターニューロンの話し。例えば、basket cellは、immunoreactivityから2種類(PV+とPV-)に分離できて、CB1はPV-のみに発現している、とか言う話し。(←これは2003のTINSであったやつだね。)こういう解剖学的な話しをベースに、海馬でどういうretrogradeなシグナルが走っているかを明らかにしていくというストーリー。

投稿者 sfujisawa : 19:55 | コメント (0)

2005年07月11日

ファイナルセミナー

午後、かずさんのファイナルセミナー。今までの研究の総括。In vivoでの海馬・皮質からのイントラ記録実験で、動物も200匹以上実験していて半端ない。まだ未発表なので詳しくは書けないけど、メインは、(ウレタン麻酔下において)Neocortexではすべての部位で同期したUP/DOWNが存在するが、CA1,CA3,DGではUP/DOWN自体存在しない、というもの。(ただし、SubiculumではUP/DOWNが存在する。)特に、Entorhinalと海馬との関係性については、聞き応えがありおもしろかったです。(Entorhinal のイントラは超難しいらしく、すごい貴重なデータです。)

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2005年07月10日

送別会

土曜日の夕方、日本人だけで、かずさんご夫妻の送別会。場所はけんじさんのお宅で。(けんじさんは最近Fort Leeに引っ越してこられたので、僕の家から歩いて行ける。)かずさんはもう来週には日本へ発ってしまわれるので、すごく残念。。Vivoイントラとかも教えてもらいたかったけど、機会がなかったな。。明日はかずさんがラボでFinalセミナーをやってくれるらしいので、すごく楽しみ。

投稿者 sfujisawa : 22:34 | コメント (0)

2005年07月08日

免許リベンジ

今日、朝少し実験した後、もう一度免許の取得のチャレンジに行く。前回と同じ、Lodi免許試験所へ。今回はIDチェックはパスして、いきなり試験会場へ。またもや落ちやしないかとびくびくしながら試験を受けたが、今回はなんとか合格。その後の手続きに少しまごついたが、数十分後になんとかNJ免許証をゲット。やったね。

これで、当初考えていた、アメリカでの初期の大きなセットアップ(アパート探し、Social Security Cardの取得、銀行口座の開設、電話・ネットの接続、大学のIDカードと鍵、自動車の購入、自動車保険、免許の取得)はとりあえず終わったことになる。(まだ細かいのはいろいろあるけど。)結局、2ヶ月もかかっちゃたね。英語もアメリカのシステムもよく分からず、まごついたからね。。

Lodi.gif
↑Lodi免許試験所(雨)

投稿者 sfujisawa : 21:41 | コメント (0)

アメリカの法則

2ヶ月間、アメリカ式手続きに悪戦苦闘してきて、つぎのような「アメリカの法則」なるものを発見した。

(1) アメリカでは、役所や大学や会社で、依頼した書類仕事などが期限通りにきちんと行われる確率は50%である。
(2) もし仕事が期限通りに行われなかった場合、そのままにしておくと、100%の確率で永遠に行われない。
(3) だから、その場合、必ず抗議に行かなければいけない。ただ、抗議に行ったとしても、次の期限までに行われる確率は50%である。だから、きちんと行われるまで永遠に抗議に行かなくてはならない。
(4) アメリカでは抗議はごく当たり前なので、抗議する側も対応する側も、ごく自然に応対している。日本のように抗議に気を遣う必要は全くない。英語ができなくても特に問題ない。
(5) アメリカ人は、このような状況について、改善する意志はおろか、全く疑問にすら思っていない。すなわち、永遠にこのままである。

しかし、子供の頃からこういう環境にいると、強くなれそうね。特に、研究者になるには良い癖がつくかも:「何か実験・試行を行ってうまくいく可能性は数%である。もしうまくいかなかった場合、放っておいても何も進展しない。だから次の試行を行わなければいけない。それでもうまくいく確率は数%。でもうまくいかないのが普通なので落ち込む必要は全くない。これは自然の摂理だから受け入れるしかない。」うーん、研究とアメリカは酷似している。。だからアメリカでは研究が強いのか?

投稿者 sfujisawa : 21:39 | コメント (0)

2005年07月06日

Linux

ブザキ研では、測定系ではWindowsマシンを使っているのだが、解析系ではLinuxマシンを使っており、クラスター解析などの主要ソフトはすべてLinux上で動くようになっている。しかし、いままでUnix/Linuxマシンなど使ったことがないので、何をどうしてよいのかが全く分からない。。英語ができないのはある程度覚悟してたからしょうがないけど、パソコンができないのはけっこうな屈辱である。。

とりあえず、ジョン(パートで来てもらっているラボのコンピューターテクニシャン)に頼んで、僕のノートパソコンのWindows上でLinuxを使えるようにしてもらった。NXというフリーソフトをインストールしてもらい、LinuxのX-Windowが立ち上がるようになる。しかし、やはりX-Windowを前にして、何をどうしていいのか、。。。あー、Linuxを勉強しないといけないなー。。。

投稿者 sfujisawa : 18:02 | コメント (0)

2005年07月05日

もう夏ね。

今週から、ギューリーがいない。カナダでの学会、日本での学会、およびバカンスなどで、7月は二週間以上いない予定だし、8月はほとんどいないらしい。おかげでラボはのんびりしたムード。(まあうちのラボはいつものんびりしたムードだけど。)しかし、ギューリーいないと物品や動物の注文ができなくて困るなー(サインがもらえないから)。はやいとこ必要なものを見積もっておかないと。。

投稿者 sfujisawa : 21:20 | コメント (0)

2005年07月04日

独立記念日

今日は独立記念日で休日。ラボに行ってみるがあまり人は来てなかった。4~5人かな。やることはたくさんあるのだが、まだ頭がボーとして仕事に手がつかないので早めに帰宅。独立記念日なので、近所で花火の打ち上げをやっていた。(けっこう近所でやっているからドカンドカンうるさい。)

投稿者 sfujisawa : 20:18 | コメント (0)

2005年07月03日

週末

風邪ひいた。。頭痛がして腹痛がして喉が痛くて痰がつまる。。ミツワをのぞいたら日本の風邪薬を置いてあったので(なぜがSato製薬のものしかなかったが)買って帰る。ちょろっとラボに行った以外は家でずっと寝てました。退屈だけどしょうがない。。

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2005年07月01日

今日朝、ディーラーへ車を取りに行く。レンタカーはもう返したので、ディーラーまで歩いて行く(約30分)。ペーパーワークをいろいろとやってもらい(仮ナンバープレートの発行など)、昨日銀行で作ったOfficial Checkで支払いをおこない、晴れて契約が成立。その場で自動車を渡してもらいました。ふぅ。。自動車の購入は比較的あっさりと進んで良かった。。

DSCN0135g.gif
ごくふつうのカローラですが、とりあえず撮影。

投稿者 sfujisawa : 20:11 | コメント (0)

2005年06月30日

車関係の雑用

今週は午前中は毎日、車関係の仕事。今日はまず朝いちでAIGISに電話して、保険の契約をスタートする。次に、いままで借りていたレンタカーを返しに、Newark空港へ向かう。空港周辺は道がややこしいのだが、何とか迷わずにレンタ屋(Herts)に到着。車を返した後、空港の駅から電車(NJ Transit)でNewarkへ。車を借りたのが空港で、大学は Newark で、住んでいるのが Fort Lee なので、けっこうややこしい。。大学からFort Leeへの帰りは適当な交通手段がないので、しゅうぞうさんの車に乗せてもらって送っていただいた。きょうはバタバタした一日だった。。

投稿者 sfujisawa : 21:47 | コメント (0)

2005年06月29日

車の購入

そろそろレンタカーの契約が切れるので、車の購入を行うことにする。朝、Fort Leeの近くにあるTOYOTAのディーラー(←以前近所で道に迷ったときに偶然見つけた)へ行く。平日の朝なので店はすごく空いていた。韓国系のセールスマンのおっちゃんが対応してくれる。いろいろ話しを聞いて、オーソドックスにカローラに決定。ちょうど店の倉庫に在庫があって、自動車保険さえ決めれば、すぐにでも渡してくれるとのこと。それで、その場で手付け金をはらって契約。あっさりと2時間ぐらいで終わってしまいました。

それで、次に自動車保険を決めるべく、AIGISに連絡をとる。AIGISというのは、AIU(アメリカの大手保険会社)系の子会社で、保険契約の仲介をしてくれる会社。日本語で対応してくれるというのが最大のメリット。(AIGISには日本にいるときに加入しておいた。)購入した自動車の車体番号と希望の保険コースなどをE-mailで送ると、早速、今日の夕方、見積もりを送ってきてくれた。アメリカにはあり得ない反応の早さにびっくり。今日の進展はここまで。あした続きをやることにしよう。

投稿者 sfujisawa : 22:35 | コメント (0)

2005年06月28日

免許(2)

今日も朝早起きして免許の申請に行く。今日は Wayne という免許センターへ。80号線を西へ30分ほど行ったところにある。今日も窓口でもらったクリーム色の申請用紙を埋めて、何食わぬ顔で「パスポート+ビザ+I-94」を提出。対応してくれたのは優しそうなおばちゃんだったのだが、やっぱり「このI-94はなんか変ねぇ。。ちょっと調べてくるわ」と言って、事務室へ行って何かを調べて、「やっぱりこのI-94はおかしいから、空港のINFへ行って新しいのをもらってきてね」と、昨日と同じことを言われた。。

しかし、もう、このぐらいではへこたれない。その足で、別の免許センター(Lodi)に行く。それにしても、飲み屋のはしごっていうのはみんなよくするけど、免許センターのはしごをするのは僕ぐらいなもんでしょうね。。

Lodiはわかりにくいところにあって少し道に迷ったが、30分ぐらいで到着。同じく、クリーム色の申請用紙を埋めて、何食わぬ顔で「パスポート+ビザ+I-94」を提出。今度のおばちゃんは、I-94を一瞥しただけで、何も言わなかった。おぉー!事務所によって対応が異なるのはアメリカの美点(欠点?)で、何回か違う場所に行くとすんなりと通ることがあると聞いたことがあるが、ほんとにそのとおりね。。

今度はIDチェックがすべてうまくいって、試験の許可がでたので、手数料10ドルを払い、法規試験を受ける。日本語で受けることができた。試験はコンピューターで行う。画面の前に座ると問題が出される。4択の問題が50問で、11問間違えるとその場で失格。まあ、楽勝だろうと思って、気楽にやってたら、ところがどっこい、意外にムズい。
(問い)仮免許の有効期限は?(A)3ヶ月(B)6ヶ月(C)1年(D)2年
(問い)仮免許者が運転できない時間は?(A)23時-5時(B)24時-6時(C)23時-6時(D)どれでもない
いや、仮免許なんか知らんよ。。あっさりと11問間違えてしまって、呆然。。おぃ、!何やってんだ!!せっかく苦労してここまで来たのにー。。

次に試験を受けれるのは、1週間後らしい。。

投稿者 sfujisawa : 19:32 | コメント (0)

2005年06月27日

免許

今日は免許を取りに行く。外国人が免許を取れる免許センターは数が限られている。家の近くの免許センター(Wayne)は都会が近いだけに相当込んでいるという話しだったので、少し遠いが空いているというEatontownというところの免許センターに行くことにする。朝早く家を出発。高速をとばして約1時間で到着。

まず、受付でもらった申請書を書く。次にIDのチェック。パスポートやSocial Security Cardなど、それぞれ点数が付けられていて、6点そろわないと免許の申請はできない。ここで、さっそくトラブル発生。IDとしてパスポート+ビザ+I-94(合計4点)を提出したところ、またもやI-94(入国証明書類)に文句をつけられる。このI-94はおかしいので、Newark空港のINA(移民帰化局)へ行って新しいのをもらって来い、と、Social Seciry card申請の時と全く同じことを言われた。それで、もう審査はおしまい。1時間もかけてきたのに。。ムカーッ!

うーん、でも2度も続けて言われるからには僕のI-94はよっぽどおかしいんだろうな。。いや、空港のINAへ行くのはそんなに面倒ではないのだが、I-94のアメリカ国内での更新はけっこう大変らしく、数ヶ月かかることもあるらしい。(一回カナダとかアメリカ国外に出て再入国してあたらしいI-94をもらった方が早いとも聞く。)

まあ、とりあえず明日別の免許センターに行ってみて、それでもダメだったら空港のINAでも行ってみますか。(もうこういうトラブルもだいぶ慣れてきましたね。)

投稿者 sfujisawa : 21:16 | コメント (0)

2005年06月26日

週末

土日も実験。あと論文仕事も。State論文のリバイスができたので、がや先生に直してもらって、Cereb Cortexに再投稿してもらう。

投稿者 sfujisawa : 22:00 | コメント (0)

お別れパーティー

かずさんは来月にブザキ研での仕事を終え、日本へ帰ってしまわれる。(いろいろ教えてもらいたかったのでが、僕とは2ヶ月しかかぶってなくて、とても残念。)それで、土曜日の夕方、ギューリー主催で、かずさんのお別れパーティーが開かれた。

場所は、ギューリー邸。ギューリー邸は、大学から西へ車で20分ほどの、Millburnという高級住宅街にある。丘の麓の、すごい静かな素敵なところ。鹿も住んでいるらしく、ギューリーの寝室からよく見かけるらしい。Newarkをちょっと離れただけで、こんな良いところになるんだ。。

ギューリー宅ではお庭でバーベキュー。アメリカ式のホームパーティーは初めて参加しました。来客者はみな自作のサラダなりデザートなりを一品もってきたりしておりました。(私はもちろん手ぶら。)みなさんとてもフレンドリーで、ひとりでぼーっと立っているとみんな気をつかって話しかけてきてくれるので、なかなか気を抜けなかったです。

クライマックスは、ギューリーからかずさんへのカードとプレゼントの贈呈。プレゼントとして、SHARPのファックスの大きな箱を渡されて、かずさん、これを日本に持って帰るんかい、と少し困惑気味でしたが、箱を開けてみると、そこにはファックスはなく、新たな箱が出てきて。。(マトリョーシカね。ギューリー、こういうのが大好きみたい。)結局、7箱(!)ぐらいマトリョーシカ。最後に出てきたのはタツノオトシゴのすてきな置物でした(←海馬屋が考えることはみんな同じね)。

けっこうもりあがってて、夕方6時からスタートしたのに終わったのは12時前でした。

投稿者 sfujisawa : 21:56 | コメント (0)

2005年06月24日

試験

来週ぐらいに、NJ州の運転免許を取りにいこうかと思っているのだが、免許取得には筆記試験を受けなければいけない。この筆記試験、なめてかかるとけっこう落ちるらしい。なので、NJの免許センターのページから教科書をダウンロードして読んだりしている。試験問題はこんな感じらしい:
(問い)「乾いた道路で時速40マイルで走っているときにブレーキを踏んだとき、止まるまでの距離はいくらか?」(答え)「149フィート」
(問い)「1.5オンスのウイスキーと、12オンスのビールと、5オンスのワインでは、どれが一番アルコール量が多いか?」(答え)「どれも同じ」
うーん、単位が分からんから、全くぴんとこない。。正解率8割以上で合格らしい。

そういえば渡米する前、福田が「アメリカの道路交通法では、成人女性は水着でハイウェイに立ってはいけない、というおもしろい決まりがある(そもそも誰がそんなことするんだ?)」と教えてくれて、さすがアメリカ、と鵜呑みにしていたのだが、実際教科書を読んでみるとそんなことまったく書いてなかった。まったく適当なことばかり言いよって。。

投稿者 sfujisawa : 22:23 | コメント (0)

2005年06月22日

船便

今日、ヤマトの船便で送った荷物が到着した。40日ぐらいかかったかな。まあ、東京から東海岸まで、パナマ運河を経由してゆらゆらと運んで来るんだから、考えてみると気の長い話しだね。さて、届いた荷物は段ボール6箱。自分でも何を送ったかあまり覚えてなかったのでとりあえず全部開けてみると、5箱は本だった。なんで俺はこんなにいらない本ばっかり送ってしまったのだろう。。置く場所がない。。

投稿者 sfujisawa : 18:08 | コメント (0)

2005年06月21日

論文情報

セミナー用にと、ギューリーから論文が送られてくる。Place cell関係のScienceのin press論文。M&Mのグループ。(←まだ未公開論文なのでイニシャルのみで。)M&Mはいま絶好調ね。ついこの前も、彼らのNature articleのin press 論文がギューリーから送られてきたし。ところで、ギューリーは、自分が審査した論文を、publishされる前にセミナーでみんなで読むのが好きみたい。Place cell系の主要論文はほぼ流れてくる(!)ので、勉強になっていいです。

投稿者 sfujisawa : 19:45 | コメント (0)

2005年06月20日

一難去って

やっと、Social Security Cardが届いた!これでやっと、免許の取得と車の購入ができる。SSNの発行に4ヶ月かかる、と言われたときはどうなることかと思ったが、何とか1ヶ月強で発行されて、良かった。ほっとひと安心しているところへ、Retgersの本部からまた別のこんな手紙が届く。「必要な書類が届いておりません。5日以内に提出しない場合は、給料の支払いを2ヶ月間停止いたします。」なんだこれは。。5日以内って。。自分たちは何週間もかかるくせに。。しょうがないので今日の午前中は事務巡りをして書類を提出。

投稿者 sfujisawa : 19:35 | コメント (0)

インターネット

自宅用のインターネットを、1ヶ月ぐらい前にVerizonに申し込みしていた。長い間、音沙汰がなかったのだが、先週、Verizonから次のようなメールが送られてきた。「Congratulation!あなたのインターネット接続の準備が整いました。これからモデムをお送りするので、楽しみにお待ちください。」Congratulationじゃねえよ!まったく。。でも、週末にはモデムが届いて、なんとか家でもネットが使えるようになった。

投稿者 sfujisawa : 19:34 | コメント (0)

進化しすぎ

土曜の朝、Mitsuwaへ買い物へ。Mitsuwaのとなりの三省堂をぶらぶらしてたら、「進化しすぎた脳」を発見。平積みされてた。先週はなかったから新たに入荷されたんだね。そういえば、がや日記がいつのまにかmodifyされて公開されてますね。

投稿者 sfujisawa : 19:33 | コメント (0)

2005年06月17日

給料日

今日、机の上に封筒が置かれていた。開けてみてみると、給料の小切手が入っていた。おぉっ!月給は小切手で支払われるんだ。考えてみると、これは私にとって実は初の給料ですな。しかし、勉強させてもらっているのに給料をもらうのも少し後ろめたい感がありますね。。がんばらねばね。

投稿者 sfujisawa : 20:19 | コメント (0)

2005年06月16日

NY日本総領事館へ

アメリカで車を運転する場合、日本から国際免許証というのを持っていけば、一年間は運転できることになっている。しかし、ニュージャージー州の法律では、外国人でも長期居住者は2ヶ月以内にNJ州の運転免許を取らなければならない規定になっている。なので、僕も早いとこ免許を取りに行かなければならない。NJ州の免許は筆記試験と実技試験があるらしいのだが、日本総領事館で発行してもらえる「日本の免許を証明する書類」を持って行けば、実技試験は免除されるらしいので、今日朝、マンハッタンにある日本総領事館へその書類をもらいに行く。

NewarkのPENN駅は大学から歩いて15分ぐらいのところにある。「NJ Transit」という電車に乗り、NYへ向かう。NewarkからNYまでは湿地帯がほとんどで、しかもハドソン川越えは地下トンネルなので、景色はいまいち。20分ぐらいでNYのPENN駅に到着。歩いて日本総領事館へ向かう。

日本総領事館は銀行系の高層ビルの18階の1フロアで、こじんまりしていました。まったく込んでなくて、10分ほどであっさりと手続きが終わりました。そのままマンハッタンをぶらぶらしたいところでしたが、実験があるのでそのまま大学へ戻ることに。12時に大学に戻ました。大学を出たのが9時だから、ニューヨークは結構近いね。

投稿者 sfujisawa : 19:37 | コメント (0)

IDカード

3回ぐらい抗議に行った結果、今日、なんと、IDカードが使えるようになった!これで休日でも自由にラボに入れる。感動!(アメリカにいると、ひとつ手続きが進むだけでいたく感動してしまう。。)

投稿者 sfujisawa : 19:34 | コメント (0)

2005年06月13日

週末

土日は、Revise仕事と、オペの準備、ラットのtrainingなど。In vivoの実験は、いったんスタートすると毎日ラボにに来ないといけないのでたいへんね。

投稿者 sfujisawa : 18:38 | コメント (0)

2005年06月09日

とほほ

先週、せっかく大学のIDカード(研究所の入館カード機能と駐車場カード機能がついているはず)をもらったのだが、この機能がなかなかうまく働いてくれない。カードをくれた窓口の人は、翌日から使える、といっていたが、数日たっても全く使えるようにならない。しょうがないので、今日抗議に行ってきた。やれやれ。。それにしても、もうこっちに来て1ヶ月近くたつのに、この種の仕事が悲惨なほど全く進んでいない。いまだに9時-5時の時間外では自力でラボに入ることができないなんて。。。

投稿者 sfujisawa : 19:53 | コメント (0)

2005年06月08日

郵便物が届かない

今の住居に移ってから、なぜか私の住所に一通も郵便物が届かない。銀行関係とか、電話関係とか、届くはずの郵便がいくつもあるはずなのに、全く届かないのである。不審に思い、先週、自分で自分の住所に手紙を送ってみたのだが、いつまでたっても配達されない。どうも、「配送」がおかしい、と分かってくる。しかし、どう対処したものか分からず、困ってしまう。

そこで、ふと、今の部屋の私の前の住人も偶然「フジサワ」という名前の日本人だったという話しを、以前、増子不動産から聞いたのを思い出す。もしかしてその人が転送手続きをしていて、私宛のものも誤って転送されているのではないか?という仮説が浮上してきた。

そこで、増子不動産にメールして、前の住人の「フジサワ」さんに連絡を取ってもらうことにする。どうやら、その仮説は正しくて、何通かそちらの「フジサワ」さんの方に届いているらしいことが発覚した。さっそく今日、増子不動産の人と一緒に郵便局へ行って、事情を説明し、first name に注意してもらうようお願いする。

それにしても、こんなことが起こるなんて。。フジサワ姓は日本では珍しくないけどアメリカでは当然珍しいから、こんな転送ミスが起こったことはまあ分かるのだが、なんともまあ。。もうネタはいらないから早く穏やかな生活を送りたい。。。

投稿者 sfujisawa : 17:43 | コメント (0)

2005年06月07日

電話

開設したはずの電話が不通だったので、先週、Verisonに電話して苦情を言ったところ、テクニシャンをひとり派遣してくれる、という返事をくれた。今日の朝、Verizonのテクニシャンのにいちゃんが来てくれる。30分ほど配線をごちゃごちゃといじって、何とかつながるようになったみたい。これで、やっと電話開設。やれやれ、電話一本にも時間と手間がかかるなぁ。

夕方はラボミーティング。いま、Koch研から学生がひとり短期派遣されていて、その人がセミナー。シリコンプローブでextraの記録を行うと、一つの細胞に対していろいろな部位(axonとかsomaとかdendriteとか言う意味で)からの電位が記録できるが、その波形から、どのようなチャネルのカレントがcontributeしているかを推測するモデルの研究。この論文の発展的研究かな。

投稿者 sfujisawa : 17:58 | コメント (0)

2005年06月06日

GWBを歩いて渡る

G Washinton Bridge(ジョージ・ワシントン・ブリッジ)とは、ハドソン川に架かっている橋で、NJとマンハッタンをつなぐ重要な交通路である。週末、近所をぶらぶら散歩していたら、「↑ G Washinton Bridge Walk Side」という標識を見つけた。この標識を見て、GWBは歩いて渡れるんだ、と知り、さっそく標識に従って歩いて行ってみた。10分ほど歩くとGWBの入り口に到着。GWBは有料高速道路なのだが、歩行者・自転車はどうやらタダらしい。ハドソン川沿いはサイクリングの名所らしく、サイクリング姿の人たちでけっこうにぎわっていた。橋の上は風が心地よく、またハドソン川とマンハッタンが一望でき、かなり最高。
ただ、マンハッタンに渡ったものの、NYのガイドブックを持っておらず(船便で送ったのでまだ着いてない)、どうやって繁華街まででればよいのか分からず、そのまま引き返すはめに。(あまり渡った意味なかったね。)

ところで、GWBをサイクリングで渡るほぼすべてのアメリカ人(男も女も、子供もお年寄りも)がスパッツ姿なのはなにか意味があるのだろうか?(州の条例とか?)

↓ G Washington Bridge (NY側より) と 橋の上から見たマンハッタン

投稿者 sfujisawa : 19:42 | コメント (0)

2005年06月02日

IDカード、再び

先々週ぐらいに、大学のIDカード(これがないと平日9時-5時以外は研究室に入れない)をもらいに行ったら、Social security number(SSN)がまだ発行されていないからだめだ、といってrejectされた話しは前に書いた。しかし、僕よりも後にきたはずのしゅうぞうさんが、SSNないけど既にIDカードをもらった、と教えてくれた。まじで。。ということで、今日ふたたび大学の事務所に行って、事情を説明したところ、今度はなんとか発行してくれた。アメリカの事務は係員によって対応が違う。。でも発行してもらうのも一筋縄ではいかず、何回も研究所の事務所と大学の事務所を往復して、午前中いっぱいかかったよ。なんでこんなめんどくさいんだ?

午後は、Jozsef Fiser教授のtalk。網膜、一次視覚野におけるspontaneous activityの機能的な意義のついて研究をしている人。この論文の内容について。ブザキ研の最近のnature論文も、development時における運動系のspontaneous activityの話しだったから、ギューリーはこの辺の話しも好きなんだろうね。

投稿者 sfujisawa : 16:35 | コメント (0)

2005年06月01日

先週、隣のハリス研にしゅうぞうさんという方が新しくポスドクで来られたので、このフロアも日本人が4人と多くなってきた。心強い限りであります。それで、親交深めるため、昨日、このフロアの日本人みんなでかずさんのお宅におじゃましてきました。ひさびさに日本食をつつきながらの談話、ということで楽しかったです。料理のうまい奥さんがいて、うらやましい限りね。

投稿者 sfujisawa : 17:35 | コメント (0)

2005年05月31日

朝ラボに行くと、秘書さんのキャロルがドレッドになってた。しかもえらい日焼けしてたからはじめ誰だかわかんなかったよ。バカンスかな?いいね。

投稿者 sfujisawa : 17:35 | コメント (0)

2005年05月30日

メモリアルデー

先々週ぐらいに、増子不動産に手伝ってもらって、Verizon(ボライズン)という電話会社に電話の開設を依頼していたのだが、開設予定日になっても電話がつながらない。いや、こっちからはつながるのだが、こっちの番号にかかってこない、という複雑なトラブル。(たぶん前の住人が電話の解約を忘れて回線が残っているのかな?)とりあえず、今日の朝の9時、Verizonのカスタマーセンターに電話してみる。まず、音声ガイドがいくつか確認の質問をしてくるので、それに答える。その後、音声ガイドが、「本日はVerizonは休業しております。明日もう一度おかけなおしください。」とガイドして、切れてしまった。休業、って月曜の朝九時やぞ!しかも休業ならはじめに言え!と、ひとりで憤慨してしまった。

しかし、よくよく周りをみてみると、どうも人通りが少ない。下の階の法律事務所も閉まっている。もしかして、今日は休日なのか?

とりあえず、大学に行ってみると、研究棟の入り口が閉まってた。やっぱ休日だったのね。。たまたま研究棟に入っていく研究者がいたので、後ろからこっそりついて行って、なんとか中に進入(←まだIDカードを持っていない。)ラボの人に聞いたら、どうやら今日はメモリアルデーという休日だったらしい。。知らないよ、そんなこと。。

投稿者 sfujisawa : 19:24 | コメント (1)

韓国カット(一昔前の)

週末のこと。髪がぼさぼさになってうっとうしくなってきたので、散髪に行くことにする。家の近所は韓国人街で、こぎれいな韓国美容院とじゃっかんあやしげな(?)韓国床屋さんがあるのだが、美容院の方は客が女性ばっかりで入りにくい感じだったので、今回は床屋さんの方に行ってみた。床屋のオッチャンに、「ショート、ショートね」と適当に注文すると、バリカンを取り出してきておもむろに横と後をそり始めた。そして、上は軽くちょちょんと切っただけで、「どうだい、こんな感じで?」と満足げに聞いてきた。どうだい、って、横と後ろが絶壁じゃん!しかも上はふわふわ。俺はシェフ帽をかぶったコックさんか?さすがに変だったので、床屋のオッチャンはすこし不満げでしたが、全体的に短くしてもらいました。(相当短くなってしまった。。)次はNewarkの床屋さんに行ってみようかな。(強制的にドレッドにされるかな?)

そのあと、ミツワへ買い物へ。(ミツワへ行くのが週末の日課になってしまった。)ミツワのとなりの三省堂で、「のだめ」の最新刊発見!三省堂万歳、ですな。あと「海辺のカフカ」も買ってみました(まだすぐには読まないとおもうが)。日本の文庫の値段は、日本の1.5倍ぐらいですね。

それ以外は、先週に引き続き、薬作の仕事。週末しかやってないので遅々として進まない。

投稿者 sfujisawa : 09:53 | コメント (1)

2005年05月27日

豆腐レストラン

Fort Lee 名物(と、がや先生が言っていた)の韓国の豆腐レストランに、昨日はじめて行ってみました。うちから歩いて5分ぐらいのところです。それにしても、韓国人はせっかちやね。入っていきなり店員さんが、「テイクアウトですか?注文をお伺いします。」えっと、メニューはどこですか?「そっちにあります。注文、何にしましょう?」いや、まだメニュー見てないのですが。。「注文は?」。。。
結局、一番はじめに目についた「Seafood tofu soup」というのを頼んだのだが、内容は、キムチ味の大量の豆腐汁(エビ入り)とキムチ3種類、ご飯も付いて、7ドル。量も味も満足いくものでした。夜10時なのに店は満席状態というのもうなずけるね。ただ、店名がハングル文字のみなので、読めなかった。。

投稿者 sfujisawa : 19:58 | コメント (1)

2005年05月26日

ヒップホップね

Newark は、黒人の街であるせいか、ドレッドの髪型のにいちゃん・ねえちゃんが多い。街を歩いていると、男女老若を問わず、あっちこっちで見かける。Newark人口の1~2割はドレッドのような気がする。まあ、でも、薬作もちょっと前までは人口の3%ぐらいがドレッドだったから、そんなに負けてないね。

投稿者 sfujisawa : 18:42 | コメント (1)

2005年05月25日

パーティ

今日は、デイヴとショーンのバースデー・パーティーだといって、ミーティング室でみんなでケーキを食べたりなどしておりました。ギューリーも混ざって。このラボはみんなけっこう仲が良いようです。良いことですね。ただ、こっちのケーキの甘さにはビビった。見かけはふつうのケーキなのに、甘さは日本の3倍+キャラメル味がする。。

投稿者 sfujisawa : 18:10 | コメント (1)

2005年05月24日

セミナー

毎週火曜日はセミナー。ブザキ研のセミナーはみんなで机を囲んでコーヒーを飲みながら、くつろいだ感じで進められる。今日はJournal club。発表者にたいしてみんなでぽんぽんつっこみを入れていってDiscussionしていく、といった感じでした。1時間ぐらい。(でも、まだ何の話しをしているのか聞き取れないね。。)

投稿者 sfujisawa : 18:16 | コメント (1)

2005年05月23日

チャーハン

夜も8時9時を過ぎると、NewarkでもFort Leeでも、ほとんどの店が閉まってしまう。コンビニもない。日本にいるときと違って、夜はホントに食料・飲料を手に入れることができなくなる。というわけで、夕食はさすがに自炊せざるを得ない状態である。幸い、私の借りた部屋は家具付きの部屋で、冷蔵庫・電子レンジ・コンロ・鍋・食器など、料理に必要なものはおおかた備え付けなので、食材と調味料さえかってくればなんとか作ることができる。

しかし、夜9時に帰ってきて炊飯器で飯を炊き始めるのもめんどくさい。しかもここ数年自炊をいっさいやっていなかったので、まったく料理の仕方を忘れてしまっている。とりあえず週末にMitsuwa(日本食材店)で「サトウのごはん」とパスタの麺を大量に買いこんどいたので、手軽にチャーハン or パスタで当分しのいでいくことにしよう。

というわけで、さっそくチャーハンを作ってみたが、これがまずい。。なんだか水っぽい。。たぶんアメリカの野菜のせいですな。(本当か?)

投稿者 sfujisawa : 18:37 | コメント (1)

週末

生活用品で足りない物を仕入れに、買い物へ行く。まずNewark空港の近くにある「IKEA」へ。これがまた、たどり着くのに一苦労。今回は地図どうりに一発で来たのだが、地図に書いてある場所にIKEAがない。。あるのはフェンスで仕切られた、ただっぴろい空港周辺施設だけである。車も全く通っていない。。仕方なく、周辺をぐるぐる回っていると、「IKEA通り」という道を発見!その道を入って行くと、無事IKEAにたどり着くことができた。(そんな通りは地図に書かれていなかった。。)アメリカの地図はけっこうアバウトやなぁ。しかも驚いたことに、「Yahoo Map」の地図と私が持っているNJの道路地図で、書かれている道路がけっこう違ったりする!どういうこっちゃ。

さて、IKEAはこちらでは有名な家具&生活用品店の大型店のチェーンである。外見はホームセンターみたい感じなので、生活用品のディスカウントショップ的な物を想像していたのだが、売っている物は思ったより高めの物が多かった。

今回はテーブルクロスだとかタオルだとかの布製品が欲しかったのだが、残念ながら売ってなかった。(タオルはあったけど、けっこう高かったのでやめた。)IKEA、いまいち。。

そのあとホームセンター「HomeDepo」に寄って実験に必要な物を買っておく。あと「Mitsuwa」(日本食品店)によって帰る。

それ以外は、家にこもって仕事。薬作でやり残した論文仕事を少しずつかたづける。薬作の研究室で集中してやれば2週間程度でできる仕事なのだが、こっちにきてからはまとまった時間がとれないのでなかなか進まない。夏までには終わらせたいところ。

投稿者 sfujisawa : 18:37 | コメント (1)

2005年05月20日

事務仕事

大学のIDカードを発行してもらうべく、大学の学生センターに行ったら、IDナンバーが必要だよ、と言われた。これが先週の金曜日のはなし。そのIDナンバーをどうやって知ればいいのかを聞こうと思い、うち研究所の事務のシェーンさん(たぶん)に会いたいのだが、なかなかつかまらない。。月曜日から毎日事務室をのぞいてみているのだが、いつもシェーンさんは不在。ついに一週間つかまらなかった。。話しによると、事務の人たちは、突然1~2週間ほど出かけて帰ってこないことがままあるらしい。その間、事務仕事はストップしたままだとか。。

投稿者 sfujisawa : 19:54 | コメント (1)

2005年05月19日

NJ news

きのうテレビを見てたら、「NJ news」というローカルのニュース番組をやっていたのだが、そのニュースの中の一つに、「Newarkの高速道路で銃撃戦」というのがあった。Newarkの高速道路って、いつも通ってきてるやつじゃん!びっくりして見てみると、15秒ぐらいで終わってしまった。どうも、ここでは、銃撃戦ぐらいローカルですらたいしたニュースではないらしい。。

投稿者 sfujisawa : 16:14 | コメント (0)

2005年05月18日

ホームセンター

ギューリーに作るように言われた装置の製作に取りかかることにする。まず、材料を手に入れるために、けんじさんに「Home Depo」というホームセンターに連れて行ってもらう。アメリカのホームセンターは、やたらにデカい。そして材料系、特に木材が豊富にある。長さが数メートルもある木材が、これでもか、と言うぐらい置いてある。ほんとに木材問屋みたいな感じ。木材だけでなく、木材加工品や、さらにはドアまで豊富に置いてある。(アメリカ人はこんなもの買って何をする気なんだ?家でも建てるのか?)ここでじゃっかんの材料を仕入れる。

午後、再び、Social Security Numberを発行してもらうべく、Newarkのお役所に行く。午後3時過ぎに行ったら、異常にすいてて、待っている人が一人もいなかった。ただ、窓口の係は、この前rejectした人と同じ、黒人のねえちゃんだった。まずい、と思いつつも、何食わぬ顔で書類を提出。しかし、結局、書類I-94(入国時にもらう書類)でひっかかった。ただ今回は、手続きをやってくれたのだが、発行に16週間かかると言われた(ふつうは2~4週間)。16週間って、4ヶ月やん!!どうも、私のI-94がコンピューターに登録されていないような感じで、確認するのに時間がかかるらしい。そんなの、入国審査官の責任で、僕のせいじゃないじゃん。。食い下がってみたけど、けんもほろろにあしらわれた。。Social Security Numberがないと大学から給料も貰えないし、車の購入もできない。。4ヶ月間、どないせえっちゅうねん。。窓口のねえちゃんに心底むかつきを感じるとともに、今後のことを考えて気が重くなってきた。。

投稿者 sfujisawa : 19:29 | コメント (1)

2005年05月17日

一週間

ちょうど渡米して一週間。あまりの環境変化が激しかったために、時間感覚が狂ってる。もう何週間もたった感じがする。。

夕方から、ラボ・セミナー。Kocsis博士のトーク。セロトニンと、海馬のtheta波の関係について。Kocsis博士はむかしギューリーと一緒に仕事したりしてますね(これとか)。ギューリーがけっこうつっこみまくってた。

投稿者 sfujisawa : 18:21 | コメント (1)

2005年05月16日

5月15日

Fort Leeの南のほうにある、「Mitsuwa」という日本食品専門のスーパーに行ってみる。車で家から15分ぐらいのところにある(迷わなければ)。品揃えはなかなかのもので、ほんとに日本のふつうのスーパーと変わらないぐらい、日本のものが手に入る。ペットボトルの「おーいお茶」とか、チョコレートの「紗々」とか、日本酒の「八海山」とかもある。とりあえずちょこちょこと日用品を買いそろえてみました。Mitsuwaの隣には三省堂が入ってました。週刊誌とかもあったりして、たいしたもんですね。

家の近所をぶらぶらと歩いていたら、Lemoine street に「セブンイレブン」を発見!どんなんだろうと思ってさっそく入ってみたが、こちらは日本のセブンイレブンとは似てもにつかないものでした。。たしかに棚の配置とかは似ているのだが、売っているものがやはりアメリカ的。弁当のコーナーには、でっかいサンドイッチとかハンバーガーとか変なカリフォルニア巻きとか。飲料品のコーナーには3リットルのコーラとか売ってました。さすが。。ってこれ、ただの grocery store じゃん!

投稿者 sfujisawa : 18:30 | コメント (0)

5月14日

今日は土曜日で、大学は鍵が閉まっててIDカードを持っていないと研究室に入ることができないので、今日はお休みにする。

昼頃、タイムワーナーの人が来てくれて、ケーブルテレビ用のケーブル工事をしてくれた。

その後、大家さん(アメリカ人のおじいちゃん)が来たので、すこし話しをする。けっこう長話のおじいちゃんで、僕があまりよく分からずに頷いていたら、2時間ぐらい話しをして帰って行った。。

さすがに疲れがたまっていたので、今日はひたすら寝る。計20時間ぐらい寝た。

投稿者 sfujisawa : 18:29 | コメント (0)

2005年05月13日

5月13日

今日はまず、Social Security number(SSN)の申請のために役所へ行く。SSNとはアメリカで働く労働者の登録証明書みたいなもので、保険の申請や自動車購入時など必ず必要となるカードである。さて、SSNの申請をしたいと言ったら、1時間ほど待たされたあげく、「Your I-94 is not good!」と言ってRejectされた。(I-94とは入国審査の時に書いてパスポートに挟んでもらう白or緑の紙切れのこと。)何のこっちゃわからんけど、なんか空港へいって新しいI-94をもらってこいと言われた。知らんがな、もう。。

それから、大学へいって、様々な書類仕事。秘書さんについていってもらっていろいろとやってもらう。

そのあと、口座を開くべく、再びWACHOVIAへ行く。ちょうど入り口にこの前と同じ黒人のおばちゃんがいた。「今日はもう住所が決まったのかい?」と聞かれたので、自慢げに住所を見せてやった。(よく考えてみると自慢することでも何でもないのだが。。)今度はさくさくと口座を開く手続きが進んだ。2週間ほどで小切手手帳が送られてくるらしい。

その後、やっと研究室へ。アントンにLANをつないでもらって、やっとインターネットができる環境なった。

投稿者 sfujisawa : 15:58 | コメント (0)

5月12日。

朝、ホテルからFort Leeへ向かう直前の出来事。ホテルをチェックアウトして、スーツケースを運び出し、車のトランクに入れる。スーツケースが重かったので、とりあえず手に持っていた車のキーをトランクの中において、スーツケースをトランクに詰め込み、そのままトランクを閉める。ばたん。!!。キーが中に入ったままだ。。何でまたこんなことばっかやってんだ。。顔から血の気が引いたまま、そのままホテルのロービーに駆け込み、レンタカー屋のアクシデント時用の電話番号に電話する。オペレーターにたどたどしい英語で状況を説明してたら、日本人のオペレーターと変わってくれた。その人がレッカー車を手配してくれた。待つこと30分。黒いレッカー車にのったアラブ系のぶっきらぼうなオッチャンがやってくる。どうやって開けるのかと思って見ていたら、まず、座席の方の前ドアの上部を、マイナスドライバーを使ってこじ開けだした。そして、できた隙間から、先の曲がった長い針金の工具をつっこんで、ドアのロックを中からはずして、ドアを開け、座席部下のトランク用のレバーを引いてトランクを開けてくれた。へえ、こんなのでいいんだ。車、いたまないのかな。って、ドアの上部、思いっきりへこんでるやん!塗装もはげてるし。大丈夫か、おい!でもまあ、文句を言うわけにもいかず、お礼を言って料金を払った。($50もとられた。。)レンタカーを返すときに文句を言われないことを祈るばかり。。

もうすでにくたくたになってしまったが、気を取り直してFort Leeへ。増子不動産で入居の手続き、電気、水道のセットアップなどやってもらう。ついでに電話のセットアップも。電話もアメリカの電話はけっこうややこしい。近距離用、中距離用、遠距離用で、それぞれ契約する電話会社を決めなければならない。私はよく分からなかったのだが、さくっとやってくれた。

部屋の鍵をもらって家へ行き、とりあえず入居作業が終わったのが、2時過ぎ。そこから、またNewarkへもどり、研究室へ顔を出す。(ブザキ先生がいままで主張に行っていて、今日帰ってくる予定だったので、初顔出しが今日になってしまった。)Rutgersの駐車場に車を入れ、そのままラボへ。2年前に見学に来たことがあるので、建物と部屋はすぐ分かった。

教授室のドアが開いていたのでそのままノックして入り込むと、ブザキ先生がいた。とりあえず挨拶するとにこやかに迎えてくれる。「おととい着いたんだって?これからやることたくさんあるね。住むとことかどうするの?」もう決まって荷物おいてきたことを言うと、「もう move in したの!?ひゅー。それでどこにしたの?」Fort Leeです、と答えると、「Fort Lee!? 遠っ!!ひゅー」え、マジで。。

秘書さんがもう帰っていたので、大学での諸々の手続きは明日やることにする。

その後、ブザキ先生、「それで、君は何をやりたいんだい?」え、いきなり研究の話しかい!(まあ当然か。)一応やりたいことはいろいろあるのだが、案の状、うまく伝えられない。。とりあえず先生から研究テーマのsuggestionをいただく。

その後、ブザキ先生に連れられて、簡単に研究室の案内とメンバーの紹介をしてもらう。

ひとしきり説明してくれた後、「おっと、今日SfN(アメリカ神経科学会)のアブストの締め切りなんだ。じゃ、またね。」といってせかせかと教授室に帰って行った。研究室のメンバーもみんなアブストモードだった。(アブストぎりぎりに提出なのはどこも同じね。。)

そのあと、水関さんとちょっとお話。今後必要な手続きのこととか、研究の始め方とか、いろいろと親切に教えていただきました。

手続きは今日はもうできないし、みんなアブストで忙しそうだったので、今日はこのあたりで切り上げて、帰宅。今日ももうくたくた。研究室では一瞬意識が飛びかけてた。。

投稿者 sfujisawa : 15:54 | コメント (0)

2005年05月11日

アパート探し

まず、朝、口座(Checking account)を開くべく、Rutgersの近くのWACHOVIAという銀行へ行く。入り口でテンションの高い黒人のおばちゃんが対応してくれる。Checking accountを開きたい旨を伝えると、どうも口座開設には住所登録が必須であるらしく、まだアパートを探している状態では無理だとのこと。とりあえずは大学の住所でも良いらしいのだが、部屋番号まではちゃんと知らなかったので、とりあえず出直すことに。。

次に、アパートを探すべく、Fort Leeの増子不動産というところへいく。これまた、場所は完全に覚えてから行ったのだが、案の定、ハイウェイで苦労する。。

正しい道のり:Newark → ハイウェイ280号 → ハイウェイ95号 → Fort Lee

ハイウェイ280号までは行けるのだが、どうもハイウェイのExitの感覚に慣れない。。4車線あった場合、2車線丸ごとExitに行ったりするので、しかもいつもExitが右車線とは限らないので、走っている車線によっては否応なしにExitに吸い込まれてしまうことがある。今日もすぐさまExitに吸い込まれてしまい、すぐにはUターンできず、Jersey cityへ入り込み、そこでUターンして再びハイウェイ280号に乗ったところ、今度は方向が逆向き。すぐ次のExitで降りてUターンしようと思ったが、うまくできず、今度は完全に道に迷ってしまった。どこを走っているのか見当もつかず、方向すらよく分からない。。感覚だけを頼りにぐるぐると回っていると、偶然にも、Rutgersの近くにいた。いつのまにか元の場所に帰ってきてたわけね。ほんとに、冷や汗だらだらですよ。。もういちど仕切り直して、出発。今度はなんとか一発でFort Leeまでたどり着けた。所要時間1時間半。(本来は30分ぐらいのはず。)

Fort Leeの増子不動産では日本人の人が親切に対応してくれた。この不動産屋では基本的にFort Leeの物件しか取り扱っていなかった。Fort Leeはマンハッタンも近いためにけっこう相場が高いのが難点。しかし、即時入居できる物件があったので、けっこう家賃が高かったが、その物件に決めてしまった。というわけで、アパートはFort Leeに決定です。地図はこんな感じ。明日、ホテルを引き払って入居する予定です。

帰りは、奇跡的に、一発でホテルにたどり着く。今日もへろへろに疲れた。。

投稿者 sfujisawa : 19:46 | コメント (0)

2005年05月10日

到着

夕方4時過ぎに、Newark空港に到着。気持ちの良い快晴で、気温はちょうど日本と同じぐらい。

さっそく空港内のレンタカー屋「Hertz」で、トヨタのカローラを借りる。保険を一番良いやつにしたので、少々足が出てしまったが、まあここまでは順調。

とりあえずNewark市内に予約してある「The Robert Treat Hotel」へ移動することにする。地図を見て、ルートを記憶する。

空港 → 国道1&9号線 → 州道21号線 → Newark市内(Park Place)

とう道順で、約20分ぐらいでつきそうなはずだった。

しかし、日本でもペーパードライバーの私が、初めてのアメリカでのドライヴでそんなにうまくいくはずがない。。右ハンドルは、けっこう違和感がある。レンタ屋の駐車場でぐるぐる回って練習したみたが、感覚がつかめない。しかも実家の車でウィンカーのあった位置にこの車ではワイバーがあるので、つい車線変更のたびにワイパーを動かしてしまってあせあせしてしまう。空港を出てすぐの国道1&9号はもうハイウェイだから、「Exit」を通り過ぎてしまうと元に戻るのに大変。道筋は分かっているのに、車線がうまくとれずに、Exitを逃すこと多々あり、けっきょく通ったルートが以下の通り:

空港 → 空港内をさまよう → 国道1&9号線 → 国道78号線(ハイウェイ) → 空港 → 国道78号線 → Exit55で降りてUターン → 国道78号線 → 国道1&9号線 → 州道21号線 → Newark市内

Newark市内でも、一方通行に悩まされて、なかなか目的地までたどり着けない。ホテル見えてんのに、たどり着く道がわからなくて5周ぐらいまわりをぐるぐるした。おまけにちんたら運転してたのでラッパ音を鳴らされること約5回。。結局ホテルに着いたのが夜の8時過ぎだった。(今のNewarkでは8時でもまだ明るかったので、何とか助かった。)

ホテルでもじゃっかんトラブルがあり、部屋についたらもう倒れ込んでしまいました。。

投稿者 sfujisawa : 22:06 | コメント (1)

出発!

結局、準備が午前中一杯かかってしまい、大家さんに部屋の鍵を返した後、スーツケース2つを抱えて急いで出発。途中、研究室に寄っていくつもりだったのだが、荷物のあまりの重さにひよってしまい、そのままタクシーに乗って京成上野駅へいってしまいました。薬作の皆様、最後の挨拶ができずにごめんなさい。。

成田へは両親が見送りに来てくれた。あわただしく搭乗手続きを終わらせて、コンチネンタル航空のボーイング777に乗り込み、いざ出国。約12時間のフライトだったが、疲れてしまって機内ではほとんど寝てた。

投稿者 sfujisawa : 21:45 | コメント (1)

2005年05月09日

引越し

今日は、引っ越しの日。今回はアメリカまで荷物を送るのに、クロネコヤマトの単身海外引越パックというのを使ってみた。東海岸までの船便で、段ボール9個(大5つ、中4つ)で約7万円というもの。アメリカでの住所が確定していなくても使えるサービスで、けっこうありがたい。しかもこのパックは最近始めたばかりのものらしく、いろいろとサービスしてもらったぞ。

それ以外にも、引越関連で今日はてんてこ舞い。携帯の解約、アメリカでのホテルの予約、レンタカーの予約、保険の確認、荷造り、粗大ゴミ、薬作での退室作業、などなど。

しかし、まだ準備が終わらん。いまだに部屋の片付けをしているところ。(って、大丈夫か?出発、明日だぞ。。)

投稿者 sfujisawa : 23:27 | コメント (1)

2005年05月08日

送別会

金土日と送別会3連チャンでした。餞別もたくさん頂きました。薬作の皆様、井手研の皆様、私のためにどうもありがとうございました。(でもどちらの送別会でもホモネタが多かったのはなぜだ??)

投稿者 sfujisawa : 22:39 | コメント (1)

2005年05月06日

この3連休、ずっと片づけ&梱包ばかりやっていたのだが、なかなか終わらない。。もうあと4日ほどしかないのに。焦ってきたぞ。

投稿者 sfujisawa : 21:08 | コメント (0)